2002.11.15の独り言

 日頃、超怠惰な生活をしているもんだから、ちょっと仕事が立て込むとあっという間に雑用とか読めない雑誌とか電子メールとかが溜まりまくって、収拾つかなくなってしまう。1ヵ月前に入れた医者の予約、「下手したらキャンセルか?! でもキャンセルしたら、次はまた1ヵ月後になっちゃう」と思ってたら仕事のほうがキャンセルになってラッキーしたり、パスポートがもうすぐ切れることに気付いていながらなかなか領事館に行く時間がなかったり(大体、領事館があんなクソ不便な場所に移転したからいけないんだ・・・ぶちぶちぶち・・・)。んでもって、定期購読の週刊誌はすでに1ヵ月分溜まってるけど、さらにあと2週間分は読めずに溜まりそう。でも、毎日平均8時間は寝てるぜ! そういうところは削りません!(自慢か?!)

 もちろん、そういつもことがうまく運ぶわけもなく、来週あたりは2晩くらいは徹夜覚悟かな、と思ってるけどさ。

 んなこんなで10月のできごとがはるか遠い昔のことに思える今日この頃。とりあえず忘れぬうちに10月後半のお話を。

 せっかく取ったINSPASS、夏に日本から帰国した際には使えなかった(参照)。この時は、1回ぐらいは現物のグリーンカードを入国審査官に偉そうに(?)見せて再入国してみたいし、まあいっか、と思った。

 10月下旬に、また米国へ再入国した。今回はNorthWestを利用したため、国際便発着ターミナルではなく、NorthWest専用のターミナルに到着した。早朝の到着ゆえ同じ飛行機に乗って来た人しか並んでいないのだが、入国審査の窓口も少ないのでそれなりに列は長い。そしてここにも、「INSPASS」の文字が燦然と輝く(?)誰も並んでいないゲートが1つ・・・。内心「けっけっけっ♪」と思いつつ、そのゲートに設置されたマシンに向かってINSPASSをわざと自慢げに見えるように持ちながら早足に歩いていく。

 ・・・・・。ちょっとだけ予想はしてたけど、今回もマシンは動いてなかった・・・

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 持ってても、なぁ〜〜〜〜〜〜んも意味ないじゃん! ぜぇ〜〜〜〜〜〜〜んぜん、使えないじゃん! このINSPASSのマシンが動いてることって、あるのかね?! ついでに、いったん列から離れてINSPASSのゲートまで行き、再び列に戻るから、素直に最初から列に並んでいた時よりかえって遅くなるんだよねっ! ほんっとぉ〜〜〜〜〜〜に使えないシステム。さすがアメリカ。利用者が少ない(というか、そもそも旅行代理店の人にすら、あまり知られていない)のも、わかる気がするし、知らなくても別に損しないかもしれない。

 仕方なく列に並び直し、ようやく私の順番。私はちゃんと、パスポートとグリーンカードを一緒に渡しているのに、係官のおっさん、わざわざグリーンカードをカウンターの上に残し、パスポートだけ手に取った。ぱらぱらとページをめくり、「なにもそれらしい書類がないけど、渡米の目的は?」とのたもーた。・・・・・。あのねー、一緒にグリーンカード、渡したでしょーが! てめーで勝手によけたんだろーが! ナメてんのか? 嫌がらせか? 寝ぼけてるのか? 壊れてるのは、機械だけじゃないのか???

 9月から10月にかけて、うちのアパートの郵便配達員が、いつもと違う人だった(幸いなことに、今は前の人に戻った)。まあ、慣れないから配達が遅くなるのは仕方ない。しかしこいつ、何度も話題にしているクソ狭い郵便受け(参照)に何でもかんでも滅茶苦茶ぐちゃぐちゃに突っ込みやがる。うちのアパートは、管理人室の外側にちょっとした小部屋があり、大きな郵便物や宅配の荷物はそこに置かれていく。在宅でなくても荷物を受け取れる、実に便利なアパートなのだ。それなのに、臨時配達人は知ってか、知らずか、管理人室まで行くのが面倒なのか、雑誌なども意地で郵便受けに詰め込んで行く。

 さて、10月後半、2週間ほど留守にしたので、郵便局に留め置きを頼んであった。配達再開の日、管理人室の小部屋に私宛の2週間分の郵便物がまとめて輪ゴムで留めて置かれていた。しかし、束ねてあるのは雑誌やカタログなど、大判のものばかり。最も急ぎで最も大事な各種請求書や明細書など、普通の封書が1通もない。「???」。もしや、と思い、郵便受けを見に行くと、普通サイズの細長い封筒やハガキ類が「限界に挑戦!」とばかり、ぎっちぎちに詰め込まれていた。

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 雑誌も封書も大判も小型も、まとめて一緒に束ねて管理人のところに置いて行けばいいだろ! そもそも、そのほうが手間だってかからない。今まで、LAとNYのいろいろな郵便局に何回も留め置きを頼んで来たが、誰だって全部まとめて束ねて渡してくれる。こんなことされたのは今回が初めてである。

 どうしたらここまで馬鹿になれるのか、ほんっとぉ〜〜〜〜に不思議だ。それでなくても溜まった郵便物の片づけは面倒なのに、まず、ぐちゃぐちゃになった封書のしわを1つひとつ伸ばすところから作業を始めなければならない。実に不愉快きわまりなかった。配達員が前の人に戻って、本当に良かった。


 仕事は突然やってくる。現場が地元の場合、それはもう黙って行くしかない。NYだって、その日のうちに飛べと言われれば、気合いで飛行機探して乗り継ぎ1回だろうが2回だろうが行きましょう。問題は、半端な場所での仕事、例えばアリゾナあたり・・・

 そんなわけで先週末はアリゾナのツーソンで仕事。しっかし木曜の夜遅く、ほとんど金曜になろうかって時に、「土曜の昼にツーソンの○×に行ってください」って言われたって、飛行機取れないっての! そりゃ2回乗り継ぎ夜中の2時着とかなら取れるけど、そんなので行くくらいなら!・・・と、車で行くことにしてしまった・・・(普通しないか・・・?)

 往きは土砂降りの雨の中、少し流れたり止まったりを繰り返すアコーディオン渋滞がいつ終わるとも知れず延々と続く。さすがの私も気が狂うかと思った。飛行機にすれば良かったか?!と後悔しかかってしまった。ようやく流れ出したのは出発から4時間後。それまでに進んだ距離わずか120マイル。目的地まで約500マイル弱の道程に9時間もかかってしまった。はぁ・・・

 帰りは最初から最後まで流れもスムーズで、所要時間6時間半。これだったら、まあ乗り継ぎ便で飛ぶくらいなら車でもいいかな、って感じ。いやもちろん、好き好んで仕事でまでこんな長距離ドライブしてるわけじゃないんだよぉ。

 かくして来週は、なんと2回もラスベガス出張である。ラスベガス程度の距離なら、迷わず車。だって所要時間4時間だもんね(去年みたいに途中でオーバーヒートなどにならなければ・・・)。飛行機より手間も時間も金もかからない。

 だからって、普通週に2回も片道4時間のドライブ、しない・・・と、友人に呆れられた。私だって別に好きでやってるわけじゃないわい。


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