2003.7.31の独り言

 しばらく更新をさぼってしまった。強いて挙げれば、7月中にちょうど4週間、日本に滞在していたことが理由の1つか・・・。一番大きな理由は、ものぐさ・・・

 日本往復には、今回もノースウェスト航空(NW)を利用。LAの空港におけるNWの荷物検査の手際の悪さは相変わらず。さらに今回は、X線検査に引っかかる・・・。往きからしてスーツケースを開けられ、初っぱなからえらい不愉快になる。

 しかもX線検査をしている場所に、乗客は入れない。私のスーツケースを開けている職員に近づくことすらできない。見るからにずぼらなおっさんがせっかくきれいに詰めた私の荷物をぐちゃぐちゃにし、もちろんぐちゃぐちゃなまま力任せに無理矢理スーツケースを閉めているのを、少し離れたところからいらいらしながら眺めているしかない。えらい腹が立つ。

 ホントにNWは、手際も悪い上に成田でもLAでも不愉快だ。だからNorthWorstとか言われるんだよ!と心の中で毒づく。・・・などと言いつつ、タイ航空よりバリグブラジル航空より安い値段につられて2回も続けて乗ってしまう自分が悲しい。

 日本入りは7月のド頭、梅雨真っ盛りであることは行く前からわかっている。雨が降っても腹も立たない。最初の1週間は、梅雨の割には雨量が少なく、それほど暑くもなくて過ごしやすいな、と思っていた。

 7月上旬に山中湖に行った際は、往きの高速道路で激しい雨に遭ってめげそうになったが、現地に着いたらやんでいた。午後には頬が赤く日焼けするほどの日が差してきた。さすが、数年前に雨女をやめただけのことはある(???)と、自分の強運を自画自賛♪ ちなみにこの日の東京は終日雨。帰ってから「向こうは晴れてたよ」と言ったら驚かれた。

 続く2週間は仕事。地方にいた期間も長かったし、大して天候に注意を払ってもいなかった。

 そして最後の1週間。仕事が終わる21日には梅雨も明けているだろうと、最後に1週間、蒸し暑い東京で存分に夏休みしてからLAに帰る予定でいた。ところが・・・。ご存じのように梅雨は明けないし、えらい涼しい。思えば来日して以来、どんどん涼しくなっていってる。来日した晩にいったんしまった冬物の掛け布団、出張から帰ってきた晩に再び引っ張り出した。出張中に風邪までひいた。9月じゃないんだから・・・

 それでも、随分前から屋外ビアガーデンに行く予定を立てていた日は見事に晴れた。朝まで土砂降り、翌日も土砂降り。でも、その日は晴れた(天候を心配する皆に「私、雨女止めたから大丈夫だって!」と豪語していた手前、晴れてホント良かった)。ビールがうまい!というほど暑くなかったのが、ちょっと残念だったけど。

 隅田川花火の日も、朝まで雨。日中も雲が多かったけど、花火が始まる頃には雲も薄くなり、適度に風が吹いて、実にきれいに花火を見られた。鳥肌が立つほど涼しかったけど・・・

 とんだ冷夏のお陰で予定も調子も狂いまくりの夏休みだったのだが、要所要所ではちゃんと晴れてくれた。こういうケースは、運が良かったというべきか、悪かったというべきか・・・。強いて言えば、不幸中の幸い(というほど大げさな話でもないか)

 これまた帰国直前のある日。帝国劇場でミュージカルを観た後、丸ビルの最上階の喫茶店に行ったところ、窓際の角という最高に景色が良い席に案内された。多分これって、このお店でどころか、丸ビルのこの階で見晴らしが一番いい席だと思う・・・。薄曇りながら少し強めの風が吹いていたこの日。東京湾が一望できる我々の席からは、お台場どころか房総半島、三浦半島のかなり先のほうまで見渡せた。おまけに観劇の帰りなので双眼鏡まで持っていた♪ なんと素晴らしい!

 前にも書いたような気がするが、私は自分の運がいいとは決して思わないが、「運が強い」と思う。

 長くなったので、続きは次回に・・・


 真夏の成田でLA行きの飛行機に乗り込む。例年なら、LAの空港に降り立った瞬間、「涼しく爽やか!」と感じる。それなのに、今回は「夏らしい」と感じてしまった。7月下旬に東京よりLAのほうが蒸し暑いという不思議な状況・・・

 飛行機の中で聞いた「目的地の現在の天候は雷雨」というアナウンス。一体どこの話だよ?!と思いながら聞いていたのだが、到着前夜は本当にかなり激しい雷雨だったそうだ。真夏のLAに雨なんて、もしかして有史以来の出来事じゃないの?!と思ってしまう。

 日本では、関東より北は冷害が酷かった10年前を超える冷夏だそうな。

 こういうのをタイミングがいい、と言えるのかどうかは不明だが、飛行機の中で映画「core」を見たばかり。「core」の回転が止まってんじゃないの?!と言いたくなってしまう2003年の夏・・・


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