10月に日本へ一時帰国した時のお話。
日本で使っていた携帯 念願の猪木さんストラップ付♪ |
アメリカの携帯と比較 探してみて、アメリカの携帯にも 紐を通せることを初めて知った というわけで猪木さん移動♪ こっちで携帯用ストラップ売ってるのも 付けてるのも見たことないけど ちなみにどちらも 使う時にパカッと開くタイプ |
大体、ストラップをつかんで 持ち上げるには、アメリカの携帯は デカくて重過ぎるんである |
まず何といっても、「暖かい!」。東京のロサンゼルス化か、はてまた地球温暖化か・・・。何しろ、出発した日のニューヨークが、息が白くなるほど寒かった。まだ暖房の入らない部屋にいるのが寒くて、かなり早めに家を出てしまったくらい。ところが午前9時前後というのは、どうやらタクシーの夜勤日勤の交替時間にあたるらしく、タクシーの数自体が少ない。やっと停まったタクシーも、行き先がはるか彼方のJFK空港であることを告げると、首を横に振って走り去ってしまう。道ばたでタクシー求めて立ってるのも、超寒い (; ;...
よく考えたら、時間はたっぷりあったんだし、マンハッタンにある空港行きのバス乗り場までタクシーで行けば良かったんだよな (_ _;;;...。ようやく乗せてくれたタクシーの中でそんな後悔をしていたら、空港手前の高速道路は事故渋滞。タクシー代がえらい高くなってしまった。ますます、後悔 (_ _;;;...
成田に着いたら汗がだらだら。レンタカーに乗り込む頃には、セーターとコートを脱いでTシャツ1枚になっていた(滞在中は、おおむね日中は半袖1枚、夜だけ上着を着る、といった感じだった)。折しも連休前の金曜の夜、大渋滞の首都高で何度も気絶しそうになりながら、無事に実家着。
ちなみに今回は、成田で借りて成田で返すレンタカー利用♪ 1ヶ月で13万円もしないなんて、必要な時にいちいち借りるよりずっとお得。成田往復はもちろん、滞在中もとっても便利だった。
「なんじゃ、ありゃ?」だったのが、厚底ブーツをはいた人々・・・。渋谷あたりだと、痩せた女の子が厚底ブーツはいて(るから背が高く見えて)、日焼け(サロン?)の顔に色黒用メークして、脱色した髪の毛はセミロングでパーパー(ぼさぼさ?)・・・「三田英津子みたいな人がたくさんいる (_ _;;;...」と思ってしまった・・・
しかし、のちにどこぞで読んだことには、「はいてみると目線が高くなり、満足感もある」んだそうだ。何となく、わからんでもないね。いつもと視点が変わり、背が高くなったようで、見下ろす感じで確かに気持ちいいかもしれない。歩きにくそうだけど。
日本では、携帯電話を利用していた。本体約1000円+プリペイドカード3000円分で、即日携帯のオーナーになれる。なんて便利な国なんだ・・・。しかも、1000円もしない携帯が、アメリカで約100ドルの携帯(それでも、私が契約した電話会社で選べる製品の中で最も安い)より、ずっと軽くて小さくて高性能。ちゃんとバイブレーションモードにもなるし(ニューヨークで携帯の契約時に聞いたら、バイブモードは300ドル以上する製品にしか付いてなかった)、一度も使わなかったけどボイスメモとか、置き忘れ防止のちっちゃな装置まで付いていた。すごい・・・
私の携帯は、日米どちらの製品も、最高に軽くも最高に重くもない。その2つの標準的製品で携帯の重さを比べてみた。アメリカの製品は、日本の製品の約2.3倍の重さがあった。日本の携帯をずっと使った後でアメリカのものを持つと、2.3という数字から受けるイメージ以上に重さデカさを感じる。
さて、今回の帰国の大きな目的の1つは、運転免許の更新。めでたく、5年免許になった♪(渡米7年めにして、ようやく5年免許かい (_ _;;;...)
四級小型船舶免許は、失効しても失効講習を受ければ問題ないことを帰国前に調べ、講習も予約しておいた。こちらも、無事に更新 (^^...♪
ところで、伊豆半島をドライブしていて、5年ぶりの修善寺近辺の裏道で道を間違えてしまい、警察に捕まった。(もちろん、間違えたから捕まったわけではないが、間違えたお陰で、普段は通らない場所で捕まる原因が生じてしまった)
どうやら最近、警察の財政難から(?)、神奈川から静岡にかけての湘南・伊豆地区は取り締まりが非常に厳しいらしいことを、捕まった後で聞いた。どうりで、みんなチンタラ走ってたわけだ。前に車がいないのに、40キロで走ってるんだもんなぁ・・・(抜けない場所では、気持ち悪くなりそうだった)
その辺の事情をごちゃごちゃ、昔のバイク仲間に説明してたら、「ずっと日本にいたら、絶対あと1回くらい、免許なくなってるよ」と言われた・・・。(ちなみに、免許取消歴1回・・・)
滞在中、「お腹が空いた」と感じる暇がないくらい日本でしか食べられないものを食べまくり、毎晩のように外食し、すっかり横に成長した。保険がなくてもアメリカより安いので歯医者にも通い、治療もばっちり済ませた。秋葉原で、アメリカでは何故か売っていないノート用のCPUアップグレードカードも入手してご機嫌 (^^...♪
ところで、最後の最後で疑問が1つ・・・。成田の空港税って、いつなくなったの?! 「確か最後に2300円くらい取られるんだよなぁ」と思って、用意してたのに。
アメリカの「嫌な部分だけ」どんどんマネしている日本。休暇を取っての一時帰国なんてのは、もちろん遊ぶのが目的で行ってるわけだし、仲のいい連中とだけ会ってりゃいいんだから、そりゃ楽しい。だが、未だかつてないほどに「こんな国に、2度と住めるか!」という思いを強くして、アメリカに戻ってきた。
3週間も留守にするので、郵便局に配達の留め置きを頼んであった。留め置きは、今までに何度も頼んでいる。出張や旅行から帰宅したら、翌日の出勤途中で郵便局に寄り、溜まった郵便物を受け取る。配達はその日から再開される。今まで、何の問題もなかった。
久々にアパートに帰り着いたら、まだ郵便局が開いている時間だった。すかさず留め置き郵便物を取りに行ったら、「月曜から金曜の朝7時から9時の間に電話してから、出直せ」と言われた (_ _;;;...。別にその場で渡してくれたって、いぃ〜じゃねぇ〜かよ! クソ面倒くさいなぁ!
仕方ないので翌日金曜日の朝、郵便局に電話をかけ、溜まった郵便物を夕方取りに行く旨、伝える。予告通り、会社帰りに郵便局に寄り、郵便物を受け取った。普段より1段階、余分な手間がかかったものの、これで「一件落着」となるハズであった。
ところが、戻って来て以来、郵便物がまったく配達されない。1日2日ならわかるが、1週間も到着郵便物が何もないなんてことは、あり得ない。仕方ないので、翌週の金曜日の朝、郵便局に文句を言いに行った。
ちょうど窓口が開く時間に郵便局に到着し、すぐに私の番が回ってきた。事情を説明する。窓口の職員は、他の客の応対をしながらも、担当部署と連絡を取ろうと継続的に努力している風ではある。待つこと20分。「担当部署が休憩に入っていたみたい」と窓口の職員、一応、言い訳をする心遣いを見せる。
待つこと30分。ようやっと担当部署と連絡が取れたようである。案の定、「あんたの郵便物は留め置かれてる」との答え。「溜まった郵便物は、先週の金曜日に受け取ってる」、「え? そうなの? でも、担当者はカード(留め置き依頼の紙)をまだ持っているよ」・・・んなこと知るかぁ〜〜〜!!!と怒鳴りたいのを堪え、「それはそちらの問題でしょ」
待つこと40分、ようやっと担当者らしき職員が、私の1週間分の郵便物を持ってくる。「先週の金曜日にも取りに来たのに、配達が再開されなかった。今回は、ちゃんと再開されることを確認したい」。最初、こいつは「それは自分の仕事じゃない」とか言っていた。私の声が怒りに震えていたのか、よほど頭に来ているように見えたのか、はてまた本当に困っているように見えたのか、少しの間の後に「自分が処理しておくから、もう行っていい」とのこと・・・。(念のため、郵便受けにも「配達再開してくれ!」と張り紙したけど)ようやく、配達が再開されたようである。
私が待たされている間に来た客の1人。「ジョンという局員に、郵便の配達再開を頼んだのだけど、ちゃんと再開されることを確認したい」。窓口の職員は、いかにも面倒くさそうである。「あんた、ジョンと話したんでしょ? だったら、ジョンが面倒見るでしょ」「今、確認できないの?」・・・端で聞いていても不毛なやりとりが続く。結局この客は、ジョン宛のメモを書いて本人に渡してもらう、ということでようやく納得して帰っていった。
不安な客の気持ちも、面倒くさい職員の気持ちも、非常によくわかる。普段の私なら、「この客、何わけわかんないこと言ってんだよ!」と思ったに違いない。今回ばかりは、「うん、心配な気持ちはよぉ〜っくわかる。そのくらいしつこく確認したほうがいいかもしれない」と思ってしまった。
サービスの質の悪さに関しては、まだまだアメリカのほうが、日本より随分と先を行っているかな・・・?