99.10.30の独り言

 ウェブサイトの更新の仕方を忘れてしまうほど、ご無沙汰致しましたm(_ _)m...

 10月中は3週間ほど休暇を取り、日本に一時帰国していた。もちろん無給休暇であり、今後しばらくの間の貧乏は約束されている。日本でさんざん飲んで食ってすっかり太った後は「貧乏ダイエット」・・・、世の中うまくできている(???)。

 少々昔の話になってしまい恐縮だが、9月の半ばからバタバタと急激に忙しくなり、それとともにすべての事態が驚くほど好転し始めた。まさに「目に見えるような運勢の転機」だった気がする。

 忙しかったり、嬉しかったり、楽しかったりした9月。ハリケーンとともに(?)、素敵なお客様も日本からやって来た。いや、来ることは前からわかっていたのだが、自分がここまで関わることになろうとは、ほんの直前まで予想だにしなかった。長い間、悩まされた寝付きの悪さも、いつの間にか解消していた。

 当初の計画では、9月下旬に訪日し、10月上旬に帰米するつもりでいた。今にして思えば、9月中はアメリカにいたからこそ、こんなラッキーが転がり込んできた。とっても忙しかったけど、補って余りあるほど楽しかったし嬉しかった。このお陰で、貴重なコネクションができた。

 10月8日帰国という、免許の更新にギリギリで間に合うような日程で仮予約してあった日本往復航空券。「出国許可が間に合わなかったら、仕方ない。日本で書類の到着を待とう」とまで思っていた。そのくらい、どうしても免許を更新したかった。

 9月の半ば過ぎ、弁護士から手紙が届いた。9月末の指定日に、移民局まで出国許可を取りに行け、と書いてあった。嬉々として、航空券を正式に購入した。移民局に行ったら、1回限りの許可を申請したつもりが、1年間有効の複数回出入国できる許可がもらえてしまった。

 あまり周到に準備していると、どうしても帰国できなかった時のショックが大き過ぎるだろうと思ったから、出国許可が確実になるまで帰国準備をそれほどしていなかった。3週間留守にするための、本業の原稿の書き溜めも大変であった。(余談:雑誌に穴開けてないのに無給なのは、まったく納得できん(_ _;;;...)

 忙しかったけど、9月下旬にはノースカロライナのシャーロッテまで、日帰り(?)ドライブまでしてしまった。金曜の夜中にニューヨークを出て、ノンストップ10時間ドライブでシャーロッテ着。土曜日の夜中にシャーロッテを出て、帰りはマンハッタンに入るトンネル前で1時間ほど渋滞し、ノンストップ11時間ドライブ。トンネルの料金所の兄ちゃんに「あとちょっとだ!」と励まされた(?)。さすがに、よっぽど疲れた顔してたんだろうなぁ(^^ゞ...

 10月頭には、迫る締め切りをほったらかして、コネチカットの山ん中までドライブしてしまった。

 9月中に上げる予定でいた見開き2ページの非レギュラー原稿。先方の都合で土壇場になってトンでしまい、腹も立ったし悲しかった。しかし、これがあったら時間的にあまりにキツかったという気もする。後から考えれば、トンで良かったのかも。
#結果オーライ♪

 こんな感じで、日本への出発前日に本業の原稿をどうにか仕上げ、出発前夜にバタバタと荷造りし、息が白くなるほど寒かったニューヨークを発ち、半袖で十分なほど暖かかった東京に無事に一時帰国してきた。


 その昔、まだ学生だった頃、「これ以上、落ちることはない」というほど最悪なことが続いた時期があった。友人の占いによれば、12年に一度の最悪の3年間のうちの、最も最悪な時期だったそうだ(ホントかウソか、知らない)。

 それまでの人生、私は比較的強運であった。しかし、この「最悪期」、「生まれ持った強運を、なんだか自ら壊しているみたいだなぁ」と感じていた。その後、「最悪期」を脱してからも、以前のような強運は戻っては来なかった。

 占いのことはまったく知らないが、なんとなく「人生、12年周期」という気がする。考えてみれば、あの頃から約12年・・・低調な12年が過ぎ、「これからは人生、ガンガン上向いて、きっとまたまた強運が戻ってくるんだ!」と、勝手に思うことにしたもんね。


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