99.5.20の独り言

 先日、無料アップデータが公開されたMac OS 8.6。いや何が驚いたって、そのサイズ。90MBを越えるファイルをダウンロードするには、そりゃぁ〜相当な気合いが要る。

 会社でダウンロードすれば回線速度は速いのだが、会社のマシンは古く、ハードディスクの容量がそれほど余っていない。なんとか100MB余の空きを作ってダウンロードを初める。普通にクリックしてダウンロードするとかなりデカいNetscapeのキャッシュ・ファイルができてしまい、最後の最後になって「ディスク容量が足りません」エラーが出てキャンセルされてしまう。これで2度ほど失敗。

 今度は、「リンク先を保存」機能を使ってダウンロードしたら、席を外している間にダウンロードが異常終了してしまったようだ。解凍できない。

 そんなこんなで、最後はネットワーク上の他のマシンのハードディスクを保存先にするという技で、どうにか無事にアップデータをダウンロードし終えた。これ、自宅の28.8kbpsモデムでやってたら、3日3晩かかってるわ。

 ところで、ここのところの自宅の電話回線、90MBのダウンロードはおろか、メールの確認すらオチオチできないほど状態が悪い。接続に失敗したり、どうにか繋がったと思っても次の瞬間に切れたり、もうとにかく頭に来る!

 ニューヨークの一般回線からの市内通話代は「1回いくら」である。5回、接続に失敗したり作業途中で回線を落とされたら、5時間繋ぎっぱなしでネットした場合の5倍、電話代を取られるのである。プロバイダが悪いのか、電話会社が悪いのか、両者結託しているのか知らんが、本当に本当にムカつく!

 そんなある夕方、長距離電話会社のMCIから「地域電話会社もMCIにしない?」という勧誘の電話。「ああ、もう、どうぞどうぞ。好きに変更してちょうだい」という訳で、手続きをした。しかし考えてみれば、前にもこんな電話がかかってきて、同じように手続きをした記憶がかすかにある。結局、電話料金の請求書の差出人はいつまで経っても変わらず、そのうちそんなことはすっかり忘れていた。

 話戻って、自宅のデスクトップ機をOS 8.6にアップグレードしたら、なんとスキャナが使えなくなってしまった。新しいドライバをダウンロードしようにも、例によってプロバイダに繋がらない。モデムを変えてもダメ。・・・ためしに普通の電話機から会社に電話してみたら、話し中だった(_ _;;;...。

 「馬鹿やろぉ〜! ふざけるな! 人をナメるのも、いい加減にしろよ!」。日中だって、会社の回線が話し中になるほど電話が集中することは、まずない。ましてや、誰もオフィスにいない夜中である。本当に本当に本当にムカつく・・・! ニューヨークの電話回線。

 仕方ないからスキャナをWIndows 98に(ケーブルを届かせるのにかなり苦労しながら)繋ぎ直してスキャンする。ああ・・・面倒くさい!

 とにかくムカつきまくりのニューヨークの電話会社、Bell Atlantic。昔はNynexだったが、Bell Atlanticに買収されてから混線が増え、回線状態も余計に悪くなった。今度こそ、地域電話会社が本当にMCIに切り替わることを心から願ってしまう(手続きしたんだから変わるのが当たり前であって、そもそもこんなことを願うこと自体、アメリカの異常さを示しているんだが)。

 別にMCIになったからといって、回線そのものが変わる訳ではないだろうが、もしかしたら経由するスイッチングシステムが変わり、繋がらない電話番号が減る・・・かもしれない(淡い期待)。

 何より、Bell Atlanticの客を1人減らしてやったと思えば、少しは気も晴れる?!(そういう問題なのか?!(_ _;;;...)


 上の文を書いてから実は1週間ほど経っている。自宅からの接続状況は相変わらず。OSを8.6にしたのがいけないのかと(私は最近のOSに付属するダイヤルアップシステムが嫌いなので、無理矢理古いPPPソフトを使っている)PPPソフトをいろいろと入れ替えてみたり。しかし、状況は変わらず。Windowsから接続しても、ぶちぶち切れる。私の方がキレそうである(_ _;;;...。

 何故に今までこのページをアップデートしなかったかというと、ちと真剣に忙しかった。特に週末は、必死で原稿を書き続けていた。

 何が悪いって、こうなることは痛いほどよくわかっていながら、事前に少しずつ書いておかなかった自分が悪い。自業自得である。でもやっぱり、将来も、同じことを繰り返して締め切り直前に泣く自信がある(そんなことに自信持つな!)。

 そんな訳で、土曜の夜は徹夜で原稿を書いた。しかしフト思ったが、土曜は明け方まで遊んでいたこともあり起きたのが午後2時なのだ。しかも、日曜の夜は11時間も寝ている(何故、11時間かというと、それ以上先の時間に目覚まし時計をセットできないからである(^◇^ゞ...)。

 本当に自分は寝る間を惜しんで働いたのかどうか、大いに疑問。単に、まとめて寝ただけという気もする・・・。


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