98.10.14の独り言

 ニューヨークは12日の月曜日が祝日であった。ニューヨークは、と書いたのは、州によって休みでないところもあるからだ。このコロンバスデー、ロスでは多くの会社が休みではなかった。

 そこで3連休を利用して、フロリダ州のタンパまでドライブ旅行に行って来た。現在、まだ頭の中が亜熱帯なので、今回は「どうにもならないこと」はお休みm(_ _)m...。

 ニューヨークを出てひたすら南に向かって走っていると、次の大きな街までの距離が標識に書かれている。ワシントンDCを出ると次の大きな街はリッチモンド。リッチモンド在住の方とメールのやりとりがあり、去年の夏にはニューヨークでお会いしたなあ、などと運転しながら考えた。それを過ぎると知っている街はフロリダまでないと思っていたが、サバナ(Savannah、正確な発音は不明)という文字が標識に現れた。今は日本に帰られてしまったが、以前サバナに住んでいた方ともメールのやりとりがある。サバナってこんなところにあったのか、と少し感動した。目的地のタンパでは、やはりメールのやりとりがある近郊在住の方とお会いし、案内までお願いしてしまった。改めて、なんだかわからんけどインターネットって凄い! と思った旅であった。

 なぜ目的地にタンパを選んだかというと、プロレス好きなら一度は行ってみたい場所だから、というそれだけなのだが、タンパは思っていた以上に素敵な街だった。まだ真夏のように暖かく、海で泳いでいる人も多い。暖かい日差しを浴びて海風に吹かれていると、気分は最高。似たような景色はロスにもあるが、真夏でも海水や海風が冷たく、とてもこんな夏らしい楽しみ方はできない。住めと言われたら、さすがにちょっと困りそうだが、別荘が欲しいなどと、とりとめのないことを考えてしまった。

 当たり前と言えば当たり前なのだが、アメリカって広いとしみじみ感じた。まだまだ見ていない場所が山ほどあり、知らない素敵な街もたくさんあるのだろう。帰り道、ちょうど明け方に通りかかったノースカロライナの幻想的な景色も脳裏に焼き付いている。

 詳しいドライブ日記は、写真ができたところで改めてご報告するので、そちらに譲る。レンタカーを借りてから返すまでの走行距離2616マイル(約4213キロ)、片道正味19時間程度の非常に楽しいドライブ旅行であった。ノンストップ大陸横断は正直言って2度とやりたくないが、縦断なら余裕で楽しめるな、というのが素直な感想。日頃のストレスなんか、見事に吹っ飛んだ3連休であった。

 さて、お次はどこへ行こう?(^^...♪


 帰って来て…その1。レンタカーを借りて出発前に一度家に寄ったら、せっかく去年、苦労して配線を切った火災報知器が、なんと新しいものに交換されていた。古い報知器は、風が吹いただけでけたたましく鳴り出す代物だった。しかし新しい報知器は、30〜40秒ごとに常に短い警告音が鳴り続ける、さらに許し難いもの。この音、シャワーを浴びていても聞こえるほど大きい。こんなものを製品化するなんて、アメリカとはなんと無神経な国なのだろう。出がけに大家さんに会ったので文句を言ったところ、「台所にスイッチがある」と言う。帰宅して台所をしみじみ見た。スイッチというのはブレーカーのことに違いない、と思いつく。で、該当するブレーカーを落としたところ、報知器は見事にオフになった。なんだかなぁ〜(_ _;;;...。まぁ、ノイローゼにならずに済んで良かった。

 帰って来て…その2。2日も経って地下鉄に乗ろうとして、プリペイドカードなどを入れていたカード入れを紛失していることに初めて気づいた。帰宅して家捜しするも、やはりない。暗い車の中で荷物をごそごそしたので、シートの下にでも落ちてしまったか。電話のコーリングカードが入っていた(と思う)ので、とりあえず電話会社に連絡して暗証番号を変えてもらう。しかし、わずかの間に不正使用されていないとも限らず、請求書がチト怖い。金銭的損失は、地下鉄のカード20ドル分ほどのみだが、また貧乏になったのでこれも痛い。他にはビデオ屋やら健康食品屋やらマイレージなどの会員証。再発行も面倒だが、日本で祖母にもらった和風のカード入れを失くしたのが悲しい。明日、念のため、レンタカー屋に行って聞いてみよう(_ _;;;...。


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