98.9.17の独り言

 ニュージャージーにドライブに行った。正確には取材だが、まぁ私にとってはドライブがメインみたいなもんだ(本当か?!)。道に迷わずに取材先にたどり着ければ、勝ったようなもんである(?)。

 前日まで、まるで夏が戻ってきたかのような天候が数日間続いていた。昼の公園では、暑いくらいの日差しに時折吹く風が心地よい。きっと取材日もドライブ日和に違いないと期待は膨らむ(本当に一体何しに行ってるんだ・・・)。

 マンハッタンの数少ない好きな点。それは、AVISレンタカーに小型車がないこと。ところが、AVISのホームページからは何故か小型車を予約できてしまう。そして、実際に行くと4ドアの中型車を小型車の値段で借りられる。サンフランシスコやシアトルでは、しっかり2ドアの小型車が出てきた。それが当たり前ではあるのだが。

 前夜、土砂降りの雨に遭遇する夢を見る。私は遠足前の小学生か(_ _;;;...。

 朝のうちは何となく曇っていたが、気にせず出発。最初の目的地まで1時間半みた方が良いと言われ、かなり早めに出かける。しかし、いきなり近所の高速に乗れずにぐるぐる回る。何も考えないとすんなり乗れるんだが・・・って一回、乗れたら乗った場所を覚えておけよ。(いつも地図が欲しい・・・と思いながら、でも悔しいのでマンハッタンの詳細地図は持っていない)

 ニューヨーク近郊の蜘蛛の巣のような高速網はクソわかりにくい。地図を見るとよけいに混乱する。無事に橋を渡れてほっとするが、次は4号西・・・4号ってどれだよ?! 「あ、もう既に4号にいるのか」と安心した瞬間に分岐があった(_ _;;;...。ガ〜ン。ううう・・・またしても95号南行きに乗ってしまった。去年の夏も、北にあるボストンに行きたいのに、何故か95号南行きに乗ってしまった。おまけに、これがまた、なかなか降り口がないんだ。結局、去年と同じサービスエリアでUターン。なんて、進歩のないヤツ・・・。

 95号南行きと4号は同方向分岐だった。北行きから4号へは鋭角に曲がることになり、高速に乗ったままでは行けそうにない。いくら何でも、また橋を渡っちゃまずいだろう、と適当に下りたら見事に4号への標識。やったぜ♪ 余分な道路代も払わずに済んだ(^^ゞ...。

 後は迷わず、非常にあっさり最初の目的地に着いた。・・・10時の約束なのに、8時半に(_ _;;;...。いくら何でも早目に出過ぎだろぉ〜が。少しは自分を信用しろよ。と言っても、ちゃんと道間違えたけど。駐車場係に変な目で見られながら車の中でしばし、その後ロビーでしばし時間をつぶす。

 2つ目の訪問先、時間がおしていたので、がぁ〜っと駐車場に入って車を停めたら、守衛に呼び戻される。なんだよ、こいつ、クソ愛想悪いなぁ。書類の記入が必要なら、入る時に言ってくれよ、こっちは急いでるんだから。目の前の建物の受付で到着を告げると、3つ先のビルの端まで行けと言われる。しかし、後で聞いたら、私は社員用の入り口から入って来たらしい(_ _;;;...。どうりで守衛に不審な目で見られた訳だ。ついでに、正面入り口から入ってくれば、汗だくになって敷地内を移動する必要もなかったみたい・・・。

 さすがの雨女も、地元ではそうそう降られないようだ。天気も良くなったし、せっかくなんで帰りにニュージャージーで一番標高が高い、というハイポイントに寄る。実は「どこが帰りだ?!」「何が、寄る、だ」っつぅ〜くらい遠いんだけど。北に行くと一部の木々の紅葉が既に始まっていた。たまにはこういう自然の中で良い景色を見て、魂の洗濯をしないとね。などと言いながら、自然を削ってアスファルトで固めた上を排気ガスまき散らして走っている、この矛盾(_ _;;;...。

 おまけ。帰りに1年ぶりにヤオハンに寄ったら(今度は本当に「帰り」の「寄り道」)、私の好きな「サッポロポテト・バーベキュー味」の現地生産モンを発見! 輸入モンより当然安いし、喜んで買ったけど、味が違って悲しい(; ;...。(本日のUターン、5回(^^ゞ...)


 私の腕時計、片っ端から止まっている。日本で電池交換したダイバーならある。30分ごとに電波を受信して自動的に時間を合わせてくれるデジタル時計は、デザインは超ダサいが正確なので普段使っている。しかし、取材などにしていける腕時計が全くなかった。あるんだが、電池がない。今朝、慌ててひっぱり出したのが、1つの文字盤に2組の時計があるヤツ(クロノ?)。それも、片方だけかろうじて動いていた。

 この時計、コンパックに買収される前のタンデムに取材に行った際にもらった。メーカーのノベルティの割にデザインがよく、取材相手の副社長自ら色違いをはめていたくらいだ。彼は、タンデムのN+1ノンストップ・サーバに準えて、「これはフォールト・トレラント時計だ」と笑っていた。私は内心「だって電池は1つでしょぉ〜」と思っていたが、2つあったのね。本当にフォールト・トレラントだったとは。(この手の時計って皆、複数電池を備えているものなのでしょうか?)

注:タンデムの無停止型超並列コンピュータは、N個のサーバが必要なところにN+1個接続、1台がダウンしても他のマシンがすぐに作業を引き継ぐ


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