98.9.12の独り言

 ここ2週間ほど、ウイルスに翻弄されてしまった。確かに世界中にウイルス蔓延というニュースは耳にしていたが、まさが自分たちが被害に遭うとは誰も思っていないものだ。油断大敵・・・。

 ことの起こりは9月の初め、うちの会社から印刷所に渡したZIPディスクがウイルスに感染していた、との連絡が入った。たまたま同じ日、私はネットでみつけたワクチン・ソフトを何となく全員のマシンにインストールしていた。

 寝耳に飛びこんだ衝撃的な(?)ニュースに加えて、インストールしたてのワクチン・ソフトのお陰で片っ端からウイルス感染を知らせる警告。なんと、社内ネットワークにつながっているマシンのほとんどが感染していた。あな、おそろし。締め切り時期と重なって、一時社内はパニック状態に陥った。

 感染していなかったのは、普段はネットワークの共有設定をオフにしていた私のマシン(性格が出てるなぁ(^^ゞ...)と、私のマシンからしかアクセスできなくしてあったメール/ウェブ・サーバのみ。インターネット・サーバが無事で本当に良かった。このマシンまで死んでいたら、真面目にしゃれにならなかった。

 その後、慌てて市販のワクチン・ソフトも購入し、さらなるチェックを重ねたところ・・・出るわ出るわ。中には14種類ものウイルスに感染していたマシンまであった(_ _;;;...。一体、どうすればそんなに感染できるんだ?! ウイルスの養殖でもしてたんかい? 合併症、引き起こしてそうだ・・・。

 ここで一件落着、とは全くならず、ウイルスが引き金になったのか、駆除したところで壊れたファイルは戻らないといったところか、要初期化のマシンが続出。なぜかパソコンのメンテ係になっている私は、来る日も来る日も、他人のマシンの初期化&再設定、仕事になりゃしない。椅子を暖める暇もないとは、まさにこのこと。

 ところで、初期化しても調子がおかしい。ネットワークで共有やファイル転送するとマシンが固まるのだ。一時はもうギャグのように、オフィス中から定期的にマシンを再起動する音が響きわたり、しまいにゃファイルをメールに添付したり、ディスクで手渡ししたり・・・何のためのイーサネットだか。

 ネットワークに必要なファイルを壊してしまう新種のウイルスか? はてまた、システムROMまで壊されてしまったのか? そんな馬鹿な・・・。という訳で、何故か私が皆に苦情を受けながら、弱り果てる毎日。

 そして、「絶対に他には考えられない!」と至った結論、常駐型のワクチン・ソフトがネットワークを妨害している。試しに数台からワクチン・ソフトを外したところ、ファイル転送も共有もすんなりできるじゃぁ〜ないですか。いやぁ〜、参った参った。本当にウイルス騒動に翻弄されまくった2週間だった。

 この今流行の香港製ウイルス(いよいよ、インフルエンザのようだ・・・)、どうやら印刷所を介してニューヨーク中の日系出版社・編集所に広まってしまったよう。DTP系の職種に多く感染する、日本でも被害が広がっている、などと噂には聞いていたが、文字通り「対岸の火事」では済まなかった。やれやれ、皆さんもたまにはウイルス・チェックしましょうね(^^ゞ...。


 ニューヨークは基本的に夏と冬しかない。ちょうどいい季節は本当に短い。8月中は残暑だなぁ〜などと思っていたが、現金なもんで9月に入った途端に秋らしくなった。さらに「夏の終わりを告げる」と言われている、9月の第1月曜日レーバーデーの連休が明けたら、朝布団から出るのがつらいほど涼しくなってしまった。それでもまだ、日中は日が射せば暖かいが、手足がかじかむ季節はすぐそこだ。
(結局ひと夏同じスーツで通した社長(前回の独り言参照)も、ついに違うスーツを着てきたし(^◇^ゞ...)

 暖房が集中管理で自分でオン・オフできないニューヨークのアパート。市の条例で、何月何日から何月何日まで、大家は暖房を入れなければいけない、と決まっているらしいのだが、最もつらいのが暖房は入らないけれど寒い9〜10月や5〜6月。

 基本的に夏モノで、暑いの大好きな私だが、ここニューヨークにおいて一番好きなのは真冬かもしれない(_ _;;;...。不愉快な冷房にあたらずに済むし、部屋やオフィスは暖かいし、外が寒くったって冬なんだから腹も立たない。


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