98.3.13の独り言

 最近あまりにもやり場のない怒りが続くので、「無題の考察」は一回お休み! まぁ13日の金曜日だし、ぴったりの話題でしょう。

 火曜日の夜に帰宅する途中、妙に寒いと感じた。水曜日の朝、基本的に冬眠するようにできている私の体は、7時の目覚ましで目は覚めたものの起きることを拒否、最近にしては珍しく8時半まで寝た。そして外に出たら超寒い。初めて寒いという理由で徒歩通勤できず地下鉄に乗る。朝8時の気温マイナス3度。翌木曜の朝、やっぱり8時半までベッドから出られず、地下鉄出勤。朝8時の気温マイナス5度。ナンデ、さらに寒くなるんだよ?! 日中、ずっと氷点下。風邪人、続出。同僚早退。仕事が増える(; ;...。寒い(; ;...。顔が切れるように冷たくて歩けないから、帰りもバス。

#ずっと暖冬だったくせに、何で今頃寒くなるんだよ?!

 ただでさえ寒いの大嫌いなのに、交通費まで毎日、余分にかかる・・・。

 この木曜日の朝、同じプロバイダを利用する友人から会社に電話。なんでも、朝からずっと繋がらず、プロバイダのオフィスの電話もかからないという。しかし、仕事中でそれどころじゃないし、会社からはLANで常時接続されているから、はっきり言ってこの時点ではヒトゴト。軽く流して電話を切る。

 震えながら帰宅し、会社に夕方かかってきた電話を思い出す。天井がなんたらで、とにかくアパートの私の部屋に作業の人間が入るのを許可してくれ、という電話だった。許可も何も、だって他に選択肢ないんでしょ?!と聞き返したっけ。私がいないところで他人が(しかも多分、土足のまま)部屋に入ったかと思うと、ぞっとする。真っ先に掃除機をかける。洗濯物も運悪く干してあった。狭い部屋だから、もしかしたら作業の人間が図らずも触ってしまったかもしれない。気持ち悪いから、もう一度洗濯する。

 やっと少し落ち着いたところで、フト今朝の友人の電話を思い出す。「まぁ、時間も経ってるし、プロバイダに何か問題があったとしても解決してるだろう」とタカをくくる・・・が、繋がらない。「へへっ、私には予備のプロバイダがあるのさ♪」・・・やはり繋がらない。

 うちの市外局番は212、友人宅も212、プロバイダの市外局番はメインも予備も718。イーストリバーの向こうの局番だ。試しに市外局番718の別の友人宅にかけてみる。・・・繋がらない。・・・こみ上げてくる怒り・・・。

 朝、会社に電話してきた友人に電話する。212同士だと通じるらしい。繋がらないのは自分だけじゃないのさ、と、互いにやり場のない怒りをぶちまけ合う。「急な冷え込みで、イーストリバーを越える電話線が凍り付いちゃったんじゃないの?!」

 一体、何なんだよ?! この街は。一般家庭にまだ電話が普及していないネパールの奥地とどっか違うか?! 基盤整備が追いつかない旧ソ連や東欧の国々とどっか違うか?! ケニアのマサイマラ国立公園に設営したテントとどっか違うか?! 初めっから期待を抱かせないだけ、これらの街の方がよっぽどいいじゃないか。

 私は本当にニューヨークが嫌いだ。心の底から大嫌いだ。毎日、どんどん嫌いになる。15の夏に初めて訪れた時から、嫌いだ。


 会社の電子メール・アカウントには、毎日メーカーからのプレスリリースがたくさん届く。信じられないことだが、いつまでスクロールしても本文にたどり着かないほど大量の送信先アドレスをヘッダに羅列して送ってくるメールがたくさんある。うかつに『返信』すると、全員にメールが流れてしまうこともよくある。

 先日、そんなプレスリリースがあり、誰かがうっかり『返信』で問い合わせた。当人はすぐに気が付き「全員に流れちゃった。ゴメンなさいね」というメールが直後に流れた。・・・で、終わりでいいじゃないか。それなのに、このメールを受け取った信じられないくらい多くの馬鹿が「unsubscribe」だの「自分をメーリングリストから外せ」だのと『返信』した。この馬鹿どものメールが何十通にもおよび、その後二日くらいメールボックスを不要に膨らませてくれた。

 なんで本当に世の中、馬鹿ばっかりなんだ!


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