97.10.24の独り言

 う〜、もぉ〜信じられ〜ん・・・と言っても、もちろん安室のことではない。(これは私の耳に入るくらいなんで、聖子離婚と同じくらい凄いニュースなんでしょう。ちなみに聖子離婚の時は大騒ぎしていた、うちの会社のかしましい人達、今回は何も言っていなかった。自分が日本にいた頃は安室なんていなかったし、どうリアクションしていいか、わからなかったんだと思う(^^ゞ...)

 信じられないのは、最近の私の通信事情。何だか、電話が村に一つしかない、とか、そんな場所に生きているような気分の今日この頃なのだ。

 私は長距離電話会社と契約していないから、直通で長距離電話をかけられない。しかし、普段は別に何も不便はない。受信はどこからでもできるし、半年に一回くらい、カードを使って日本に電話する用事があるくらいだ。今まで、日本からもらった仕事は、全て電子メールで入稿だったし・・・。

 ここのところ、日本からの仕事をしていた。ナント今回の編集部はファックス入稿なのだ。今だに、活字を拾っている人がいるのか・・・さすがに電算写植か・・・? いずれにしても、まだまだDTPなんて広まってないのね、と感心している場合ではない。
#別にDTPじゃなくたって、オフィスにコンピュータの一台くらい、あれよ、という気もするが。

 困るんです。私。普段はコンピュータでファックスの送受信をしている → クレジット・カードでしか長距離電話できない → 長距離ファックスが送れない。フリーダイヤルに電話かけさせてポーズを入れ、カード番号ダイヤルして次に・・・とか、スクリプトかなんか足して、やってできないことはないんだろうけど、そんなこと調べている時間はない。最初の送信は、同行取材したカメラマン氏にお願いして、彼のところに一旦ファックスして転送してもらった。情けなぁ〜。

 もちろん、電話での打ち合わせもある。電話なら、いつものカードでかけられる・・・ハズだった。

 とにかく、ニューヨークのインフラは最低なのだ。特に、マンハッタンの電話回線の質の悪さと言ったら、他の大都市で類を見ない。ノイズはすごい、話している途中でブチブチ切れる、混線する、ある特定の組み合わせが絶対にかからなかったり、かかりにくかったり、電波状態の悪い携帯電話のように聞き取りにくい音声だったりする。具体的には、うちのオフィスからシリコンバレー地域に電話をかけた際など最悪。95%の確率で向こうの声がブチブチ途切れ、ところどころ聞こえる声も風呂場状態、「え?」「すいません、ちょっと回線状態が悪くって」などと、さんざん言い訳をしながら何度も聞き返さなくてはならない。相手側にこちらの声はちゃんと聞こえるらしく、向こうにしたら、私はえらい失礼な奴かタダの馬鹿だ。また、昨日までかかっていた番号が、今日は全くかからないが、別の回線からは普通にかかる、ということも当たり前に起こる。混線だって、複数の通話がお互いに聞こえてしまう、なんて可愛いもんじゃなくて、正しい番号をダイヤルしているのに、ある日突然、全く違うところにかかるのだ。こんな酷い街に住んだのは、初めてだわい!

 それがどうした?!っていうと、カード・コールに使っているフリーダイヤルの番号に、昨日から全くかからなくなってしまった。カード会社に電話までして聞いたが、要するにコッチの問題なんである。他からはかかるのだ。バカ野郎! いぃ〜加減にしてくれよ! よりによって、締め切り直前のツメの話がある時に! (マンハッタンの電話事情なんか知らないカード会社のねえちゃんには「アホか?こいつ」という応対されるし・・・。)

 そこで、手元にあるもの、いろいろ調べ、KDDジャパン・ダイレクトなるものの番号を発見。「やったぁ〜!」と電話する。コレクトかクレジットカードか聞かれ、編集者の自宅あてだったので、一応「カード」と言ってみる。「マスターカード、番号は〜」・・・「電話番号の下4桁」も聞かれ、変なこと聞くなぁ〜と思いながら答えた。「ダメですね。照会できません」「カードをお作りになった時の電話番号なんですが」「えぇ〜、そんな前の覚えてないです」「今年、引っ越したから直前の番号を試しに言いますね」「やはりダメですね」・・・「あ、あの、もしかしてアメリカ発行のカードだからダメなんですか?」「アメリカ発行のカードなんですか? それはお使いになれません」・・・なんでだよ〜?! 初めっからマスターって言ってんだろ〜?! どうしてアメリカ発行のカードじゃ、使えないんだよぉ、え? 何のための国際カードだぁ〜!

 相手もどうせ会社に請求するんだ。あっさり「じゃ、コレクトでいいです」(^^ゞ...

 さて、次は問題のファックス。昨日の夕方は、近所のコピーやファックスを代行してくれる店に持ち込んで何とか済ませた。さすがに編集者の自宅は電子メールが使えたが、念のため「メールとファックスと両方で送って」と言われた。電子メールを送った後で電話かけて、ちゃんとメールが届いていたらファックスは勘弁してもらおうと思っていた。(すっかり忘れていたNIFTY経由のファックスなどで、送ろうと一応努力はしたけどダメだったし・・・。)それで再度KDDに・・・かけたら話し中だった(^◇^;...。結局、またカメラマン氏に転送してもらった。あぁ〜、格好わる・・・。


 アメリカのレジに、日本のようにおつりを暗算ですぐに計算して正しく返してくれることなど全く期待していないが、せめていくら受け取ったかぐらいはちゃんと見ておけよなぁ! 5ドル21セントの買い物をした。50ドル札と21セント、渡した。入力さえ間違えなければ、レジ係が引き算できなくてもいいのだが、今日のレジ係はコインさえ数えられなかった。50ドル11セントとレジに入力しやんの。「21セント、渡したでしょ」「11セントしか、もらってない」というやり取りが、しばし続いた。例え、打ち間違いではなく11セントだと信じたにしても、だったらそこで何か思えよ! どこの誰が90セントのおつりが欲しくて11セント渡すんだよ?!
 あぁ〜、もうバカバカバカばかりぃ〜!
#もちろん、最後は粘り勝ちで45ドルの正しいおつりをもらって帰りました(^^


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