97.7.18の独り言

 日本は空梅雨の次は大雨で大変なようですが、みなさまはお変りありませんでしょうか?

 こちらは、ついに、ついにうちでメインで使っていたマシンが入院してしまいました。2週間ほど前から調子が悪かったのですが、Powerkey Proのせいかなぁ〜と思って、検査に出しても異常なし。Powerkey Pro外しても調子が悪くなる一方のマシンを、だましだまし使っていましたが、先日の日曜日の夜、ついに起動しなくなり、何度もばらしては組み立てたり、いろいろなパーツや周辺機器、ケーブルなどを外したり交換したり。埃まみれになって、もう1台の年代物のマシンをばらして部品を入れ替えてみたり、と「何が楽しくて夜中の4時頃まで」と思いながらも、汗だらだら、あやしい奴になって頑張っていたのですが、ついに挫折。

 月曜の朝と夜、冷えたところで再度チャレンジするも、ダメ。諦めて年代物のマシンをセットアップして、なんとかメールだけは使えるようにする。Netscape? もちろん、そんな重いアプリはうごかなぁ〜い。

 火曜の朝、会社に行く前に重いデスクトップかついで、地下鉄を乗り継ぎ、道間違えたりしながらひぃ〜ひぃ〜歩いて修理に持って行きました。で、店のおにいさん「自分で電池換えたの?」「ハードディスクも?」「静電バンドはもちろん、したよね?」「え?してない?」(ここで、非常に詰めたい目になり)「そりゃぁ〜、マザーボードかもしれないねぇ〜」「静電気は怖いからねぇ〜」「そんなにしょっちゅう、中をいじるんなら静電バンドくらい、しなきゃダメだよ」返す言葉もない私。

 おそるおそる「ボードって、いくら・・・?」「う〜んと、850かな? あれ、900だったかな?」。今さら、2年前のマシンに大金かけるくらいなら、新しいデスクトップを買わねばなるまい・・・。

 ガラガラと音をたてて崩れてゆく、ノート・パソコンを買う夢、一時帰国の夢。

 朝から、心身ともにつかれて出社する火曜日。

 水曜の午後、電話がまわってくる。また、セールスかぁ〜と思いながら出たら、コンピュータ屋だった。「悪かったのはキャッシュ・カードと、あとメモリの一対が不適当だったから外したて、今はちゃんと動いてるけど、どうする?」「え?ほんとに?」急に声が明るくなる私。「キャッシュはいくら?」「え〜と、ちょっと待って〜、と、90ドルくらいかな?」「おっけぇ〜、キャッシュだけ、交換してぇ〜」「いつできる?明日? さんきゅぅ〜」

 電話を切って思わず大声で「やったぁ〜!キャッシュ・カードだけで済んだ〜!」と叫んでしまい、同僚に変な目で見られる。そういや、たしか銀行のカードもキャッシュ・カードだわね・・・。いやぁ〜、良かった良かった。助かった。

 ついでに、検査と返送料込みで25ドルと言われて送ったPowerkey Pro、メーカーのSophisticatedの担当者はえらい親切で、検査に出す前もメールで何度も何度も丁寧にアドバイスやら、自分でできるテストやらを教えてくれたのですが、「ごめんね、悪いのはマシンだった」ってメールしたら、「異常がないから、どうしようかと思ってた。マシンが早く直るといいのにね。どこも修理してないから、25ドルはいらないよ」と、涙の出るようなメールのお返事。Powerkeyが消耗品だったら、次からも間違いなくSophisticatedの製品を買うんですが・・・。


 最近、かなり暑くなってきたニューヨークですが、どう考えても東京の蒸し暑さよりだいぶ楽です。それでも、周りの人間が暑い暑いとうるさいので、腹が立ってきます。こっちはエアコンの冷害で、去年の夏同様、調子は狂うわ背中に激痛は走るわで苦しんでるのに。

 大体、夏が暑いのはあたりまえだろう。そんなに嫌なら北極か南極にでも住め。全生物の中で、先進国の人間だけが環境に適応しようとしないで、環境を変えようなんてだいそれたことを考えて、環境を破壊して他の生物や地球を痛めつけてるんだから。

 エアコンなんて、この世からなくなれ!・・・と言いながら、私も都会に住むことを辞められない。同じ穴の狢ですね・・・。


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