97.5.25の独り言

 こちらは「夏の始まり」と言われている、メモリアル・デーの3連休です。金曜日まで、どうしてこういつまでも寒いかなぁ〜、と思っていたのですが、何故か不思議と土曜日は暖かくなりました。人をナメた気候です。

 今回はコンピュータのお話など・・・。

 私が日本にいた頃は、まだまだ98全盛期でした。当時は、個人的に特にコンピュータに興味もなく、仕事で名簿やラベル作りに使う程度で、出たばかりのダイナブックを持っている友人を見て、「ワープロで十分」などと思っていました。アメリカに来て、日本に原稿を送る必要上、マックを買いましたが、それも日本の友人にマック使いが多いので、いろいろ教えてもらえるだろうという安易な理由からでした。

 それが、いつの間にか、すっかりマック好きになってしまい、もともと機械いじりが好きだったせいか、コンピュータそのものも結構好きになってしまいました。部屋にいると、とりあえずマックを立ち上げるのが習慣になり、会社でも一日マックに向かって仕事。会社の数少ないWindowsに苦労しながらも、でもまぁコンピュータをいじること自体は苦ではない・・・。

 しかし、電子手帳とかって、未だに欲しいと思わないんですよね。まぁ、今ではPDAとかHPCとか言った方がいいのかもしれませんが、どうも、あの手のものって絶対に使わない気がします。だって、スケジュールなんて手帳を開けた方がずっと速いじゃないですか。メモだって、手書きの方が速い上に、あとで探す時だって書いた時のことが頭の中に絵として記憶されてるから「確か、あれはいついつの・・・」って、手帳のその頃の日付のページをめくれば書いてある。別に落としても車にひかれても壊れないし。仕事柄、ノート・パソコンはちょっと欲しいけど。

 住所録も一応、コンピュータに入ってはいますが、誰かに手紙を書く時はどうしても手帳の方をめくってしまいます。電話も、こちらに来てからは外からかけることはあまりありませんが、日本で遊びに忙しかった頃でも別に手帳で不便はなかった気がします。

 これだけ読んでも「?」という感じかもしれませんが、結構、私って周りの人から一風変わったコンピュータおたくと思われてたりします。つまり、おたくっぽく見えないのに話を聞くとマックとともに生活している、変わって見えないのが変わっている・・・という何だか逆の逆のような話なんですけど。

 デジカメも欲しいと思ったこと、ないですね〜。未だに高校生の頃買ったOM10にタムロンの35〜135と60〜300のズームを2本、持ち歩いてます。母からもらったコンパクト・カメラもありまして、この2台があれば、まず用事は足りてしまう。もちろんスキャナは持ってますけど、だってスキャナとデジカメと値段、変わらないじゃないですか。デジカメなんて、当初は10万出して「写るんです」レベルの画質でしょ。今だって、せいぜいコンパクト・カメラ程度の画質だと思います。プロ用のデジカメなんて、何100万の世界だし、だったら写真そのものも楽しめてスキャンすればよっぽど高画質なデジタル画像になるんだから、普通のカメラの方がいいじゃん、と思ってしまう訳です。(大体、1時間写真も発色が悪くて嫌いなんですけどね、私。アメリカでは1時間写真じゃない方、探すのが大変ですが。わくわくしながら現像を待つのがマタ、いいじゃないですか)

 最近じゃ書く機会も減りましたが、手紙も急いでいる時は手書きの方が速いし、個人用によくある財務ソフトなんか、間違いを発見する労力など考えたら手で計算した方がずっと効率がよいと思っています。絶対に入力間違いしないとか、大会社とかだったら話は違うんでしょうが、ミスする確率って、手書きよりタイプの方がずっと多いと思います。

 なんだか、今一つ、脈絡のない話になってしまいました。私にとって、コンピュータはまだまだ趣味の世界で、決して従来の作業に取って代わるものではないということでしょうか。


 先日、何気なく日本語放送を見ていて思ったのですが、ドラマでよく主人公が仕事の時だけ眼鏡をかけていたりしますよね。あれって、一体何なんでしょうか? 賢く見せるためのダテ眼鏡でしょうか(^^;...。だって、書類を見るときにだけかけるなんて、老眼鏡でしょう。浅野温子が老眼鏡はないでしょ〜、と思ってしまった、とある日曜日でした。それにしても、なんだか彼女、桃井かおり風になっちゃいましたね。前からあんなに声にドス、効いてましたっけ?


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