97.1.8の独り言

 私は実はとっても愛想のない人間です。子供の頃から、うちの母が他人に私を紹介する時に「愛想のない子ですが」と言っていた位です。小中学生の頃は、さぞや生意気なガキに見えたのか、ケツの穴の小さい先生からはえらく嫌われておりました。

 で、仕事を始めるようになってから大分営業スマイルもできるようになり、始めての相手ともまぁまぁ会話できるようにはなったのですが、でもやっぱり普段はとっても愛想が悪いです。おせじも言わないし、楽しくもないのに笑ったりなんて絶対にしません。

 それで、アメリカ人がフレンドリーなのはいいのですが、他人にやたらと話しかけてくるのは時と場合によってはとってもうっとうしいのです。普通に話しかけてくるのはまだしも、ちょっと疲れていたり不機嫌な顔していたりすると「どうしたんだ?」とか聞いてくるヤツには閉口です。てめぇ〜に関係ないだろ! 余計なお世話だ。知り合いならともかく、別に私はあんたの友達じゃないんだよ!

 もっと嫌なのが、ひとに向かって「Smile!」とか言うヤツ。本当にホントウに腹が立つ。馬鹿じゃないんだから、何で理由もなくニコニコしてなきゃいけないんだよ、気持ち悪い。これが、結構いるんですね〜。理由もなく笑ったりするなんて絶対できないのはもちろん、何で友達でもないあんたにそんなこと言われなきゃならないのさ?! 「笑ってもっと、ベイビ〜」なんて歌が(ふっ古い・・・)ありましたが、この「Smile!」っていうのは日本語に訳せないですね〜。文化の違いか。

 ついでに、やたらと「Hi!」とか「How're you doin'?」とか言わなきゃいけないのも苦手です。とりあえず、「I'm OK」くらいは言わざるを得ないのですが、赤の他人に「実は今日は調子が悪いんだよ。昨日、仕事が忙しくて・・・うんぬん・・・」などと言うのでしょうか? (密かに、だからこちらのカウンターやレジの奴らは長話で、列がなかなか進まない・・と思っている)別れ際に「Have a nice day!」くらいはいいですが、それで会話終わるし・・・。  まぁ、私は子供の頃から近所のおばさんには挨拶するのも嫌で、「自分で選んだ友人・知人ならともかく、何でたまたま近所にいるってだけで挨拶せにゃあかんだ?!」と不満に思っているような子だったのですが。


 近所づきあいが重要で、常に近隣の目が光っているような田舎には、絶対に住めない私でした。


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