ついに8月に入ってしまいました。北半球全域、夏真っ盛りのハズなのですが・・・。

　ここ、ニューヨークではここのところずぅ〜っと雨ばかりの涼しい日々が続いております。何を隠そう、日本のジメジメした暑い夏をこよなく愛していた私は、ロスの乾燥した日陰や夜が寒い夏が大嫌いでありました。皆に「ニューヨークの夏は暑いよぉ〜」と言われ、かなり期待してやってきたのですが「話が違うぞ〜」という気分。6.7月頃、わずかにジメジメと暑い時期があったので「これは夏本番になれば、さぞや・・・」と期待したものでした。夜になっても暖かく夕涼みができるというのも、東京を出て以来の感動でした。確かに雨は私が来て以来多かったので「日本の梅雨みたいだなぁ〜」と呑気に構えておりました。

　しかし！　待てど暮らせど夏本番はやって来ない。一体、何なんだろ〜か？

　私は基本的には血のめぐりが悪いので、寒い時期など特に肩の凝りや足のむくみなどが激しいのです。さらに、エアコンは大嫌い。「夏が暑いのは当たり前なんだから、自然に逆らうな」「エアコンなんかあるから、原発作らなきゃいけないんだ」「皆がエアコンを止めたら、都会の気温はかなり下がって絶対に過ごしやすくなる」「超エネルギーの無駄＆乾燥してお肌にも喉にも悪い」という人なんですよね。

　それがまた、オフィスの席はエアコンの真横。普通の人（もしかしたら日本人と言った方が適切かもしれません。白人は基本的に異様に寒さに強いので）でも寒いというのに・・・。いくら、ビルの管理事務所に言っても埒が開かず。１回「じゃあ、設定温度を上げましょう」と言われた時には逆に寒くなったし、先日「じゃあ、窓側のエアコンは完全に止めちゃうよ」と言うから「今度こそ！！！」と期待したのに相変わらず冷たい風が吹いている。何が「本当にいいのか？」「天井のエアコンだけで大丈夫か？」だ！　何度も確認しやがって、期待させておきながら、結局何も変わらないってことじゃないか。

　大体、外がこんなに涼しいのに何で温度調節せにゃあかんのだ？！　換気だけすれば十分じゃないか！　そういう発想って、全然ないみたいですけど・・・。会社での私はオフィスに置きっ放しの厚手のカーディガンにフード付きトレーナーにくるまり、人から「北国の子どもみたいな格好してるね」と言われ、しまいにゃレッグウォーマーまでして固まっております。

　さて、寒さのせいか、はてまたオフィスのデスクと椅子とコンピュータの位置関係が悪いのか、両方か、私は背中の激痛に悩まされる羽目に陥ってしまいました。痛みが激しい時には、家に帰ってから座っていることもできず、ひたすら寝転がって雑誌などを読む生活。何とかならないものでしょうかねぇ・・・。

　ロスにいた頃は、知り合いに紹介してもらった「超名医」のカイロの先生や、中国系の足の裏マッサージなどに全て保険で通っていて至極快適だったのですが。どなたか、ニューヨークのカイロの名医を知りませんでしょうか？