96.5.4の独り言

 ロスはしばらく真夏のような暑い日々が続いていましたが昨日あたりから少し落ち着いて、今朝は涼しいくらいのいつもの気候に戻りました。

 さて、以前にも書いたニューヨーク行きですが、突然ほんと〜に唐突に今月末に行くことになってしまいました。

 今住んでいるアパートは、1年契約で13ヶ月目は家賃がタダという話で入居致しました。それが去年の7月。ですから、契約上は来月いっぱいは出られないハズだったのです。ところが、このアパートは本当にいい加減で、契約書のどこを読んでも契約期間が書いてないのです。出る時に必要なのは30日前の書面による通知のみと書いてあります。「これは、もしかして早く出られるかもしれない」と、先月末にマネージャー(管理人)に話しに行きました。

 これがまた怠慢でいい加減なマネージャーで、今までもつかまえるのにかなり苦労しておりました。本当なら9時からオフィスにいるハズが、9時にいるのを見たことがない。昼間、会社から電話しても10回に9回は留守番電話という有り様。この時も例によって9時から待っていたのに全然来ない。やっと来た時には会社に行くのにギリギリの時間。おまけにあっさりと「1年リースだよ〜」と言われて力が抜け、反論する時間も余裕もありませんでした。

 そこで、もう1度契約書を読み直し「明日は書面の通知と契約書のコピーを持って行って、意地でも粘ってやる!」と、結構緊張しながら出直したのが今月1日。例によってマネージャーは9時15分になっても来ません。廊下で待つ間に何気なく契約書を眺めていると、なんと一番上にデッカイ文字でこれは「MONTH TO MONTH RENT(つまり1年リースなどではなく、月毎の契約)」の契約書だよ〜ん、と書いてあるではないですか! 今まで小さい文字しか読んでなかった。なぁ〜んだ、これはもうこっちのもんじゃ〜ん、と一気に明るくなってしまいました。

 結局、その日もマネージャーは全然登場せず、掃除の人が聞きに行ってくれたところ「10時まで来ないって」とのお話。慌てて部屋に戻り、手紙を書いて通知と一緒にオフィスのドアごしに投げ込みました。その後、会社から何度も電話してやっとマネージャーと話せたのが夕方4時半。昨日は「1年リースだよ〜ん」なんて言ってたくせに、あっさり「おっけ〜」との返事。何にしても、無事引っ越せることと相成りました。しかし、これはもしかしたら最初の口約束を信じて13ヶ月目はタダだと思っていたら、「そんなの知らないよ〜」「どこにも書いてないじゃ〜ん」なんて言われたかもしれないと思うと、急に引っ越しが早まって良かったような気も致します。


 それにしても、せっかちな私は突然焦りだしてしまいました。売らなきゃいけないものがたくさんあるよ〜! プロバイダーはど〜しよ〜〜! 引っ越しの連絡は〜 etcetc...。5月は一瞬にして過ぎてしまいそうです。


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