96.1.31の独り言

 突然ですが、徹夜明けで朝から激怒モードになってしまった私です。何にかと言いますとDWP、つまり電力会社と水道局を併せたようなところに対してです。

 まず、ざっとこちらのシステムを説明しますと、こちらでは公共料金の自動引き落としというものがないので、送られてきた請求書の一部と一緒に支払いの小切手を返送するのが一般的です。この際、余分に払ったりおつりがあったりした場合はその分はクレジットとなり、次回以降の請求分から差し引いてくれます。

 私は去年の7月1日に現住所に引っ越したのですが、前のアパートの「5/5〜7/5」分のDWPからの請求書が届いた時にとりあえず支払ったのです。その後、7月に入ってからの分を差し引いた「CLOSING BILL(最終請求とでも訳すのでしょうか)」というものが届いたのですが、こちらは「5/5〜7/1」分で明らかに前回支払ったものと期間がだぶっています。金額自体はこちらの方が安いし、「きっと、差額がクレジットになる」と思いしばらく払わずにいました。ところ、約1カ月後「CLOSING BILLを払え」という手紙が届きましてこの時点で文句を言えばよかったのですが、過去に電話料金やガス料金で余分に支払った分は全てクレジットになっていましたから全く疑いもせずに「文句言うの面倒くさいし、どうせ次の請求のクレジットになるか『払い戻しチェック』が送られてくるハズだからいいや」とここで払ってしまったのです。

 そして、新しい住居分の請求は、というと引っ越し直後に「新規開設手数料」を含む請求が1回来たきり。請求が余分にくれば文句も言いますが、普通請求が来ない分には黙ってるもんでしょう? 今度のアパートはガスがないので電気代はかなりの額になると思われたし、私も「よ〜わからんが忙しいし、面倒だし、来ない分にはラッキーだからいいや」とそのままにしておりました。

 今朝、徹夜明けに1回家に帰ってシャワーだけでも浴びて出直そうと部屋に帰ると、ドアにマネージャー(アパートの管理人)からの手紙が張り付いています。中を開けると「直ちに電気使用者の名義変更をせい」というような内容。とりあえず急いでいたので過去の請求書と手紙を鞄に投げ込み、再び出社。会社でよ〜っく読むと、まるで私が故意に名義変更をしなかったかのようにほとんど犯罪人扱いで、今日中に変更しなかったら電気を止める、とまで書いてあります。

 「馬鹿ヤロ〜、私は引っ越す2週間も前から新規開設を申し込んでたんだよ!」思い出せばDWPはあの時もタコで、7/1開設って言ったのに勝手に7/5開設予定にされてて、強引に言って7/3にやっと開設させたものの新居での最初の2日間は電気無しの生活を余儀なくされたんだった! おまけに、7/3に開設して開設手数料まで取っておきながら何故か勝手に7/7に閉鎖した扱いになっていて、その後の請求書をアパートの管理者に送っていたらしい。

 しかも、わざわざ土砂降りの雨の中をDWPまで二重に支払った前のアパートの方の請求書も持って行ったのに、窓口応対は馬鹿で態度のデカい典型的なアメリカ人。「コンピュータに二重に支払った記録なんかない」とぬかしやがった。誰がどう見たってに2枚の請求書の請求期間がだぶってるだろうが、このタコ! おまけに現住所の分については「半年も請求書が来なかったのにDWPに何で連絡しなかったんだ?」と責め口調。テメ〜が勝手に間違えたんだろ?! 何で客がわざわざ来ない請求書の金を払いに行かなきゃいけないんだよ!

 馬鹿! タコ! 能無し! と怒りながらもとりあえず再び名義変更をして会社に戻ったものの収まらない。そこで請求書の裏にあった顧客サービスの電話番号に連絡することに致しました。ここの人はさすがに窓口のヤツのように馬鹿ではなかったのですが、どうやらたった半年前の記録が古すぎてコンピュータからもう既に削除されていたらしいのです。今回は新たに「新規開設手数料」は取らない(当たり前だ!)、「CLOSING BILL」に関しては2週間以内に調べる、ということで何とか落ち着きました。この件で午前中はつぶれてしまった・・・。

 全く、タダでさえ過去の電気料金をまとめてマネージャーに払うことになって痛いのに・・・。


 しかし、さすがに徹夜明けであります。午後はネットにアクセスしながら意識を失い、20分くらい強烈な睡魔とシーソーゲームを繰り返した後は眠気こそ収まりましたが何だかローになってしまって怒りもどこかへ行ってしまったのでした。い〜んだか、何だか・・・。


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