96.1.25の独り言

 ほぼ完全復帰を果たした、丈夫だけが取り柄の私です。復帰した瞬間から超多忙モードに入っております。(と言いつつ、飲みに行って夜中まで・・・)

 さて、最近の日本の「いじめを苦に自殺」報道、もういい加減にしろ!って言いたくなる程ですね。何でみんな、そんなに簡単に死んでしまうのか理解に苦しみます。死ぬ気になったら家出でも登校拒否でも何でもできるだろうに・・・。

 いじめそのものは昔からあったものですが、最近のいじめの内容を聞いていると本当に日本の将来が不安になります。私の頃はその子が嫌いだからいじめたり仲間ハズレにするのであって、今のように友人のフリをして家に遊びに行ってファミコンなどを奪ったりお金を盗むなんて行為は考えもしなかった気がします。カツ上げなんて、ごく一部の本当のワルだけがやることでした。大体他人の物を盗むなんて、卑しい恥ずかしい情けないことであって実際犯罪行為であるという共通認識があった気がするのですが、今の子供達のモラル教育は一体どうなっちゃってるんでしょうか?これは万引き(つまり、「店=強者」をうまく出し抜いてやった、という子供っぽい満足感)などとは全然違います。「いじめられっ子=弱者or自分より下の者」から盗むなんて、自分がそれ以下に落ちるという全く恥ずべきみっともない行為であると感じる本能はないのでしょうか?

 学校に責任を押しつけるのも筋違いだと思います。そういう基本的な道徳教育って、幼い頃から親がするものでしょう?別に昔のいじめが良かったという訳ではありませんが、子供の頃から要領よく良い子の顔をして裏で「窃盗」をするようなガキが大人になったら一体どうなるんだ!親だって、自分の子が買い与えてもいない物を持っていたりヤケに金を持っていたら気付かないのか?今の日本の家庭はそこまで崩壊しているのか?

 アメリカはと言いますと、こんなことはまず起こりません。何故かと言いますと、いじめられっ子は自殺を考える前にまず間違いなく銃でいじめっ子を撃つと思われるからです。まあ、日本でも「放火」という報復手段に出た子がいましたが、そんなもんじゃないです。これが決していい状況だとは思えませんが、やりきれない「自殺」なんてことされるくらいなら、まだ「銃抑止力」に頼った方がマシに思えてきます。

 アメリカは一世代前から家庭崩壊が進み教育というものがなされなかったケースが多かったために、既に社会の中心となっている世代に無知・無教養・非常識がたくさんいます。それによって、私などは「アメリカにサービスはない」「アメリカ人は傲慢な井の中の蛙で、単に井戸がちょっとデカイだけ」「アメリカ人はビックリするほど事務処理能力がない」etc...と怒ってしまうのです。東京在住の友人から最近の渋谷などの「チーマー」の横行振りを聞いた時も驚いて恐ろしくなってしまったのですが、本当に日本はこれからどうなってしまうのでしょうか?木村一八みたいな奴ばっかりになっちゃうんでしょうか・・・。


 9月に日本に帰るのをとっても心待ちにしている私ですが、何だかちょっと恐いなあ。


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