2004.11.28の独り言

 ブッシュ再選という、93年2月に渡米して以来最悪なできごとがあってから、元々あまりなかったやる気がゼロを通り越してマイナス状態。文句を書く気力すら失せてしまっていた。世間のいやーな動きはアメリカに限らず、今や全世界的規模で、物言えば唇寒し(物書けば指先冷たし・・・ってそれは単に冬なだけか)

 しかし! いくらなんでもさすがにこれには文句言いたい。いくらなんでも突っ込まずにはいられない。ウクライナ大統領選に対する米政府のコメント!(パウエル見てると、なんだかいつも気の毒になってしまうので、あえて「米政府の」コメントと書きたい)

 ウクライナ大統領選で「不正があった」だって?! 「調査をしていない」だって?! 天に唾するとはまさにこのこと。冗談も休み休み言えよ! どの面下げて、よくもまあ恥ずかしげもなくそんなことが言えるよなぁ。(っていうか、パウエル本当に気の毒)

 世界最大規模の不正選挙が行われていて、それに対する調査が行われる気配が全くないのは、アメリカの大統領選挙だろ!!!

 前々から言われていた共和党系の会社が作っている電子投票システムの信頼性を確認する手段がなにもない。これら投票システムのメーカーは、選挙前の第三者機関による調査も、電子投票と同時に紙に投票結果を印刷する仕組みを付加することも、拒否した。不正があったかどうか、調べようがないだろ、ざまーみろ!ってわけである。というか、そんな真偽を確認しようがない投票システムを平気で最も重要な選挙に採用するアメリカという国の神経が、理解を超えている。

 勝敗の行方を左右する重要な選挙区に限り、出口調査の結果と実際の投票結果が大きく違っている。もちろんブッシュが有利なほうに。挙げ句の果てには、ブッシュがその地区の選挙人の合計数の5倍もの得票数を得ていたりするなんて、誰がどう考えたっておかしいだろうが。もちろんそうした投票所では、例外なく電子投票システムを使っている。なんでそんなものが、正当な選挙結果として認められるのか、まったく理解できない。不正があったことは、火を見るより明らかだろうが。そんなことが一カ所ででもあったら、システム全体の信憑性が疑われてしかるべきで、それこそすべての投票をやり直してもいいぐらいの重大な問題だろうが!

 なにが世界の超大国だよ! 他国に選挙監視委員なんか、派遣してんじゃねーよ! てめーがロシアにでも選挙監視員を派遣してもらえよ!

 4年前も、不正はあったと思う。しかしこの時は、パンチカードに穴を開けるという投票システムの信じられない古臭さも大きな問題で、故意に数え間違えたにしても、明々白々な不正とまでは断言しにくかった。

 しかし今回のは、明らかな不正だろ。有権者の数よりブッシュの得票数が多いなんて結果が認められないことは、小学生にだってわかる。百万歩譲って故意ではないと仮定しても、「間違い」があったことは誰の目にも明らかである。

 それがなぜか認められてしまう不思議。

 一般人の私ですら、数え切れないぐらいの不正に関する報道を目にしているというのに、それが政府レベルで問題にされない不思議。一部の議員が問題にしているらしいが、本当にごく一部に限られているようで、大勢(たいせい)からは相手にされていない不思議。米国民の無関心の不思議。

 なにより一番の不思議は、民主党がこれを問題にしていないこと。ケリーなんぞ、実にあっさりと負けを認めやがって、最初から勝つ気なんか全然なかったとしか思えない。

 ケリーとブッシュにいろんな点で大差がないことなんてわかっていたけど、ブッシュが論外であることは明らかなんだし、とりあえずブッシュ以外だったら誰でもいいじゃん!と思っていた。しかしケリーがあそこまで腑抜けだったとは・・・。ブッシュが当選したという事実以上に、ケリーに最初からやる気がなかったらしいという、有権者を馬鹿にしきった事実に、もっと腹が立つ。

 と、↑まで書いてから数日経ってしまった。すでにウクライナでは与野党プラス他国の代表を含めた協議を実施したそうな。不正があったにしても、ちゃんと話し合いの場を持っているだけ、アメリカより百万倍ぐらいマシじゃないか。


 例年通り(?)のWinter Blueに加え、世捨て人になりたくなるようなニュースばっか。おまけに先週のLAは「冗談でしょ?!」というぐらい寒かった。

 すきま風吹きすさぶ我が家では、朝、顔の上を吹き抜けていく冷たい風で目が覚めることもしばしば。仕方なく頭まで布団にもぐって寝直したら、息苦しくなったりして・・・。体はすっかり冬眠モードに入ってしまい、昼でも夜でも、前夜の睡眠時間の長短にかかわらず常に眠い。

 春になるまでずっと寝ていたい・・・


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