2004.2.17の独り言

 不愉快な目に遭えば遭うほど、更新頻度が高くなる「独り言」コーナーでございます・・・(苦笑)

 相変わらず配達系会社および電話会社とは相性が悪い私。この運命は一生変わりそうにない。ったく・・・。以前より頻度は減っているものの、やっぱり半年に一度はどこかと闘わなければならない羽目に陥る。

 今回は全米最大の宅配業者、UPSである。前にも書いたが、うちのアパートでは郵便受けに入らないサイズの郵便物や宅配の荷物のほとんどが管理人室の前の小屋に置かれていく。だから先日、インターネットで注文した品物を「UPSで発送した」というメールを業者から受け取った後も、どうせ小屋に置かれていくだろうと気にも留めていなかった。

 とある木曜日、午後2時過ぎにほんの30分ほど買い物に出た。戻ってきたら、ドアに不在者票が貼ってあった。
#普段は在宅でも管理人室前の小屋に置いてくくせに、なんでいない時に限って荷物を持って帰りやがるんだよ!
#そもそもその約30分間以外はずっと家にいたのに、なんだってよりによっていない間に来るんだよ!

 なにはともあれ、不在者票には、配達人の見ている前で受取人が署名する必要がある、翌日の10:30から2:00の間にまた来ると書いてあったので、次の配達を待つことにした。さて、翌金曜日。朝一で用事を済ませ、急いで10:30までに家に戻ったら、別の業者から「注文の品をUPSで発送した」というメールが来ていた。ここで何気なく、UPSのウェブサイトにアクセスして2つの荷物をトラッキングしてみた。

 2コ目の荷物のステータスは、もちろん現在運ばれてる途中である。そして昨日持って帰られてしまった荷物のステータスを見て、しばし固まった。なんと、「受取主のリクエストにより集積所に留め置き」になっていやがるのだ・・・

 当たり前だけど、そんなこと頼んでない。でもここで、トラッキング情報のページから現在荷物を置いてある集積所の住所を調べられるようになっていたら、もう面倒なので怒りを堪えて黙って取りに行こうと思った。・・・が! クソわかりにくいUPSのウェブサイト、どうやっても私の荷物がある集積所の住所がわからない。いろいろなページにアクセスして、さんざん時間を無駄にする。
#サイト内検索機能くらい付けやがれ! 馬鹿やろう!
#そもそもゴミみたいな小さな字で表示しやがって、最低でも150倍にしなきゃ読めないし!

 とりあえずはウェブサイトに載っている情報が間違っているという可能性も考えて、2時まで待ってみることにする。だって不在者票には翌日また来るって書いてあるんだし、そもそも私は留め置きなんか頼んでない。偶然、UPSのウェブサイトでトラッキングしていなければ、留め置きにされていることも知らなかった。ウェブサイトは見なかったことにして、とりあえず待った・・・けど、やっぱ届かない。

 仕方なく不在者票に書いてあった番号に電話。オプションを選ぶ度に「電話なんかかけてこねーでウェブサイトで調べやがれ!」といった内容のアナウンスをいちいち長々と聞かされつつも、「それでも電話で用件を済ませたいヤツ」のオプションを選んでいく。てめーんとこのウェブサイトがクソわかりにくくて解決しないから電話してんじゃねーかよ! おまけにウェブサイトで配達に関する変更依頼をしようとすると、「現在このパッケージについて配達の変更はできません」といった内容のエラーを返しやがるくせに! んで、まあウェブサイトも電話も同じデータベースから出た情報を元に返答しているわけで、当然、「あんたの荷物は留め置かれてるから引き取りに来やがれ」というメッセージが流れる。そして機械の声は「ウェブサイトにアクセスして荷物が保管されているカスタマーカウンターのアドレスインフォメーションを調べろ」と言いやがるのだ! ここにきて、完全にキレる。前日から風邪気味だったけど、絶対に熱が0.5度は上がったハズ。

 働いてるヤツも馬鹿なら、ウェブサイトのシステムから電話システムまで本当に本当に大馬鹿! 本当に最悪! そういうことは、「お近くのカスタマーカウンターを探す」とかいうボタンをサイトの表紙につけるとか、トラッキングのページから荷物がある集積所の住所を調べられるようにしてから言えよ! 荷物を送るための場所を検索するページは確かにあるけど、そのページにも「カスタマーカウンターを表示する」なんてボタンはないし、そもそも必ずしも一番近い「カスタマーカウンター」と呼ばれる集積所に目的の荷物があるわけじゃないだろーっての!

 思わず受話器を持ったまま固まっていたら、機械の声が続けて「荷物がある住所を今聞きたい?」と尋ねやがった。で、「聞きたい?」と尋ねたっきり、そのまんまなんである。どう考えたって「YESの場合は1を押して」などという言葉が続くだろうと思って待っていると、話題が次のオプションに移ってしまうのだ。なんという狂ったシステム! ほんっとぉーーーに作ったヤツの顔が見たい!(4〜5回電話してみて、1を押すと住所のアナウンスが流れるということをようやく発見したけど、どのくらい馬鹿だとこんな不親切なシステムを作れるんだ?! ここまで失礼な電話システム、初めてである。そうしてようやく判明した私の荷物が保管されている集積所は、案の定、うちから一番近いセンターではなく、12〜3キロも離れたところだった。どうやったらウェブサイトでこの情報を得られるのか教えてほしいもんだね、ったく! 一番近いセンターならいざ知らず、そんな遠くまで絶対に取りに行くもんか、意地でも配達させてやる、と固く心に誓う)

 それでも、どうしても、なんとしても、サポート担当の人間と話したい、というオプションを選び続け、ようやっと人間が電話に出る。勝手に留め置かれたという事実もさることながら、ウェブサイトと電話のシステムにかなり頭に来てたもんで、相当な怒りモードで話す私。相手はまあ他にどうしようもないとは思うけど、実に静かな応対。さらに一昔前の「だって自分の責任じゃないもんね〜」という態度とは違い、謝罪の言葉をも口にする。1時間以内に地域の担当から折り返し電話をかけさせるから、ということでいったん受話器を置いて電話待ち=自宅に足止め・・・

 ところがまあ、1時間以上、正確には1時間25分ほど待っても折り返しの電話が来ないので、どうせ同じところに繋がるんだろうなあとは思いつつも、今度は別のフリーダイヤルに電話してみる。今度は務めて冷静に状況を説明した後、いきなり「火曜日(※)に配達してほしいんだけど」と頼んでみる。でも結局この人も、地元の担当者にメッセージを送り、地元の顧客担当から折り返し電話をかけさせることしかできないらしい。
※この時点では、土曜から月曜まで2泊で小旅行に行く予定だったのだが、その後体調が悪化して旅行は中止・・・

 ローカルで働いてるヤツ、ウェブサイトや電話のシステムは馬鹿でも、少なくとも顧客担当の応対だけは数年前と比べて格段に良くなってる。今度の人も実に丁寧。「2時15分にも電話したよね?」と言われ、「1時間以内に折り返すって言われたけど、かかってこないからまたかけた」と答えたところ、「本当にごめんねー。『緊急』として(地元の担当に)再度メッセージを送るから、今度は絶対にかかってくるからねー」との返事。アメリカの会社の顧客担当も謝るようになったんだねぇ。(もしかしてUPSも今流行のオフショア・ソーシングでコールセンターをインドに移転したのか?)

 ここで折り返してもらう番号として携帯の番号を言っておけば良かったのだが、最初の時に自宅の番号を言ってしまったもんで今回も同じ番号を言う。よって、さらにさらに足止め。サンタモニカに用事があったのに、ちっとも家を出られず。

 1時間経過・・・やっぱり電話かかってこねーよ! いい加減にしろよ!!! 地元のUPSの番号教えろよ!

 そろそろまたこっちからかけるべきか、と思っていた5時頃、ようやく電話がかかってくる。曰く「今日はいつもと違うドライバーが荷物を持って出てるから、夜の8時頃までに届けに行く」とかなんとか。あんたら本当に一体全体なんなの?! 留め置いてると言ってみたり、ドライバーが持って出てると言ってみたり、意味わかんねーよ。いずれにしても夜は出かけるので「来週届けて!」と言うと、「OK、ドライバーにそう言っとく」との返事。

 これでようやく出かけられる! 商品を引き取りに行かねばならないサンタモニカの店は5時半閉店。どうにか間に合うだろう、と大慌てで出かける。往きは道路がすいてて閉店前には間に合ったものの、帰りに夕方の大渋滞に巻き込まれる。これもUPSのせいかと思うと、えらいムカつく・・・

 いったん帰って来て、念のためドアの外に「来週配達して」と赤で書いた不在者票を貼ってから外出。夜遅くに帰ってきたところ、不在者票はそのままで配達員が来た気配はない。ところが、留守電に「荷物は留め置いてあるから取りに来て」などという意味不明のメッセージが入っている。振り出しに戻る・・・。ほんっとーーーーにあんたらって、一体全体なんなの?! どうしたらここまでわけわかんなくなれるんだよ?! 単に馬鹿というより、もう全然わけがわかんないよ。一体どういうシステムになってんだよ?!

 週末をはさんで(日本の宅配業者と違い、土曜はお休み)月曜日、仕方ないのでまた電話。折り返し電話してきたヤツは、今度は「火曜日の午後5時以降に届ける」と言った。

 翌火曜日、午後の早い時間にUPSのウェブサイトにアクセスし、ステータスを調べてみたところ、案の定、「既に配達済み」になっていた。なんとなくそんな気がしたから、アクセスしてみたんだよ。大当たりじゃん! 前日の電話と全然違い、午前10時過ぎに管理人室前の小屋に置いて行きやがったのだ。普段だったら郵便受けに「管理人室に置いたよ」というメモが残されているのだが、今回はそれすらない。勝手に一言の断りもなく置いて行きやがった。ま、UPSとの抗争歴(?)が長い私にとっては容易に予想できる行動だったから、さして驚きも怒りもしないけどね。

 ってゆーか、勝手に置いていって構わない荷物なら、そもそも最初の配達に来た時に勝手に置いて行きやがれ! この大馬鹿やろう! 何が「署名が必要」だよ?! ふざけんな、このタコ! ほんっとーに一体全体どんなシステムだよ! 冗談も休み休み言え!

 いくら格安だからって、これで商売が成り立ってて、全米一というかほとんど唯一の宅配業者なのが本当に不思議である(ちなみに、日本みたいに、クロネコとかペリカンとかカンガルーとか飛脚とか、選ぶことは不可能な状況。FedExも一応、個人宅に配達するけど、値段が高いからちょっとジャンルが違う感じ)。郵便局もいろいろポカはやるけど、土曜も配達するし、UPSよりは全然マシである。


 んでもって、ようやく手にした品物。開けてみたら注文したのと違うデザインのものが入っていた・・・

 ・・・・・

 とりあえず、ふて寝することにする。(あーまた熱が上がるかも・・・)


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