しつこくしつこく、またまた前回の続き。「SPRINT ANYTIME INTERNATIONAL & EARTHLINK」(この長いサービス名、2月半ばから今まで、ほとんど早口言葉のレパートリーに加えられるほど連呼したぞ・・・)騒動・その3。
前回、「せめて無事に元の状態には戻ってくれ」と願った、その祈りも空しく・・・。しばらく留守にしていたために山のように溜まった郵便物の中に、いつもとは違うSPRINTからの請求書を発見し、中に「SPRINT ANYTIME INTERNATIONAL & EARTHLINK」に関する請求が書かれているのを見た時は、ほんっとぉ〜〜〜に脱力した。「ああ、やっぱりうまく元に戻ってなかったか。ま、期待するほうが無理だよな。1回ですんなり戻るわけないよな・・・」。面倒で憂鬱でとてつもなく気分が重くなった。他にもやらねばならぬことは山積している、と自分に言い訳(?)して、3日ほど放置してしまった。
SPRINTの請求は元々、近距離電話会社からの請求書にまとめて記載されていた。支払いもまとめてできるので、当然その方が便利だ。しかし、EARTHLINKとSPRINTの請求を1つにまとめるシステムを利用した場合、近距離電話会社からの請求書とは分かれてしまうのだろう。それはわかるけど、すでにEARTHLINKは解約したんだから、今さら請求書を分けないでくれよ!
ついつい「SPRINT ANYTIME INTERNATIONAL & EARTHLINK」に申し込んでしまったために陥った一連の不利益の数々。これまでここに長々と書いてきたが、それでも、すべての人に状況を完全に理解してもらえたかどうか、我ながら疑問である。
何人かの友人に愚痴も言ったが、1から説明していたら大変なことになる。かなりはしょって、とにかく面倒でいつまで経っても解決しないということ、先方がいかに無能か、などを中心に語るにとどめている。在米歴の長い友人なら、詳細なんか聞かなくてもいかに苦労しているかは理解してくれる。「(電話サポートなどの)連中って、『わかった、やっておく』って言っておいて、平気でやらないんだよね〜」と同意し、同情してくれる(連中、電話で話している時の感じでは、その場で電話会社なりの中央システムと繋がった端末を操作しているようなのだ。キーボードを叩く音が聞こえる時もあるし、電話で「OK、処理しておいたから」などと言うこともある。普通の感覚なら、電話をしている間に中央システムのデータ変更作業が完了したに違いないと思うだろう。それなのに、どうして言った通りになっていないのか、まったくもって不思議である)。愚痴なんて、慰めと同情の言葉が欲しくて言っているわけだから、細かい状況を理解してもらわなくても、目的は達せられる。
ま、とにかく、長々と書くにしても、日本語でしゃべるにしても、状況を最初からわかりやすく説明するのは非常に困難なのである。ましてや電話で英語でなんて、素直に諦めるに限る。しかし、いつまでも放置しておくわけにもいかない。まず、どういう説明をするのが一番わかりやすく、話が早いかを考えた。この時点ですでに、損した全額を取り戻すことは諦めている。何百ドルの話ならともかく、何十ドルを取り返すために膨大な時間やエネルギーを浪費しても、取り返した金額より損失のほうが大きくなってしまう。
とてつもなく話を簡単にまとめると、私が今回(不本意ながら)EARTHLINKの会員であった期間は2月16日から3月12日、1カ月未満である。1カ月分の会費なら、2月にVISAカードに課金され、支払い済みだ。それなのに、しかもすでに存在しないと言われたサービス「SPRINT ANYTIME INTERNATIONAL & EARTHLINK」という名目で、約1ヵ月半分ものEARTHLINKの会費がSPRINTの請求書に載っている。長距離電話代と合わせて、請求額合計33.84ドル。うち、私が払う義務があるのは長距離電話にかかわる3.01ドルのみである。
話が簡単に整理できたところで電話。唯一助かったのは、この時は保留音を聞かされての待ち時間がほとんどなかったこと。
電話の相手に、とにかくEARTHLINKの会員であった期間は1カ月未満だったことを主張。私「『SPRINT ANYTIME INTERNATIONAL & EARTHLINKはもうなくなった』って言われたから、3月16日にキャンセルしたんだよ」。先方「うん、SPRINT ANYTIME INTERNATIONAL & EARTHLINKは、もうないよ」。私「・・・・・(ぅ〜ぅ〜ぅ〜)」。だったらこの請求書の「SPRINT ANYTIME INTERNATIONAL & EARTHLINK」という項目はナンなんだよ〜〜〜?!
とりあえず先方は、EARTHLINKの「払い過ぎの分」を差し引く手続きをしてくれているようである。実際には、EARTHLINKの会費はVISAに課金された分がすべてである。それ以上、びた一文、払う義務はない。しかし、私が「19.95ドルが、VISAとSPRINTの請求書に、ダブルに課金されている」と言うと、先方は「そんなハズはない!」と即座に断言。こういう答え方をする人に、それ以上突っ込んでも時間とエネルギーの無駄であるどころか、時には何も解決しないのに嫌な気分だけたっぷり味わう羽目に陥る。この件に関しては、素直に黙る。(この件は、機会を改めてEARTHLINKにでも突っ込んでみようかねぇ)
これから、SPRINTのどういうプランを利用したいかを聞かれる。私「3月16日に携帯電話との提携割引プランを頼んだハズなんだけどぉ・・・」。もちろんこれまで、携帯電話との提携割引プランにはなっていなかった。携帯電話の番号を聞いてこないから不安になって、わざわざこっちから教えてやったというのに! 馬鹿やろ〜! またしても「やっておく」と言われたことが、その通りになっていなかった。なんでこうなるのか、ほんっとぉ〜〜〜〜に不思議でならない。とりあえず今回の相手は、向こうから私の携帯の電話番号を聞いてきたので、少し期待しよう・・・
この人、(おそらく目の前のコンピュータのモニタに表示される私のデータを見ながら)何やらぶつぶつ言いつつ、長い時間かけて1項目ずつ差し引いている様子。何をどう計算したのか知らないが、結果「9.25ドル払って」とのこと。本来、私が払うべき金額は3.01ドルのみなのだが、33.84ドルと比べると随分と進歩(?)したので、そこで妥協する・・・(我ながら、ホントに諦めが良くなったもんだ)
電話を切り、9.25ドル分の小切手をポストに投函した帰り、自分の郵便受けをチェックした。タイミングよろしく、SPRINTからの封筒、しかも中身はまたしてもコーリングカード。あんた、一体何枚コーリングカード送ってきたら気が済むんだよ?! これで4枚目だよ! どういう意味があるというんだ・・・。私の理解をはるかに超えている。
長距離電話会社の中で、SPRINTにだけは悪い印象がなかったんだけど・・・。なんかそれも、崩れそ・・・
それにしても、返すがえす・・・。SPRINTのウェブサイトに掲載されていた、「SPRINT ANYTIME INTERNATIONAL & EARTHLINK」という(実は存在しない)サービスに気付いたのが運の尽きだった。さんざん苦労して何も解決しなかったばかりか、現状復帰すらできず、無駄な出費、時間とエネルギーの浪費を強いられてしまった。
得られた教訓:「現状に特に不満がない場合、それだけで奇跡に近いほど有り難いのだから、より良い環境を求めて行動を起こそうなんて考えないに限る」
先にもちらっと触れたが、3週間ほど留守にしていた。帰って来たのでビデオの録画予約をし直そうとしたところ、それまで選択できていた18チャンネルが選択できない。無理矢理18チャンネルに合わせても、砂の嵐になってしまう。
ちなみに、テレビ単体では18チャンネルは比較的きれいに入る。同軸の接続は、室内アンテナ → ビデオ → テレビという経路なのに、どうしてテレビだと入って、ビデオのチューナーだと入らないんだ?!
ビデオのチューナーだと何をどうやっても、13チャンネルの次は69チャンネルに飛んでしまう。いろいろやっているうちに、ふと気付いた。チャンネル表示は69なのだが、実は内容が18チャンネルであることに・・・。一瞬、69でも同じ内容を放送しているのかと思ったのだが、テレビを69チャンネルに合わせても砂の嵐である。
単にビデオが壊れたんだろうか・・・? 買ってからまだ半年くらいしか経っていない、Panasonicなのに・・・。ぅううう〜〜〜む・・・