2001.2.8の独り言

 アメリカでは、公共料金やクレジットカードの支払いは、小切手郵送が一般的である。最近では、事前に手続きをしておけば、インターネットを使って送金できるシステムなどもぼちぼち出てきてはいる。

 日本では、クレジットカードの支払いは一括が基本だ。アメリカでは、最低支払額以上であれば、全額を一度に支払う必要はない。その月に払える額の小切手を郵送すればいい。銀行口座からの自動引き落としに適さないシステムではある。そんなわけで、クレジットカード会社はさかんに「他のカードの残高をうちのカードに移してくれたら、利息を○%に下げるよ」などと宣伝し、客(というか、貸出金)を奪おうとする。うまく使えば、銀行ローンより安いかもしれない。

 もちろん、一括で支払える場合は一括で支払う。金があるのに、わざわざ分割にして、利息まで出してやる必要はない。

 1月に届いたクレジットカードの請求は一括で払える額だったので、全額分の小切手を郵送した。・・・次回の請求書を見て、かなり固まった。郵送した小切手が届いていないようで、利息に加え、1月分未払いの罰金(?)まで請求されている。

 渡米以来8年間、この郵便事情の中で、かなりの数の支払いを小切手で郵送してきた。冷静に考えれば、これまでこうしたことがなかったのが、実は不思議なのかもしれない。

 過去に、小切手を同封した友人宛ての郵便物が消えたことはあった。この時は、再度、小切手を郵送した。銀行に小切手の支払い停止を依頼すると何十ドルか取られるとのことで、友人を信用して「もし最初の小切手が遅れて届いたら捨ててね」と伝え、特に何の手続きもしなかった。結局、最初の郵便は消えたままだった。遅れて届きもしなければ、誰かが換金した形跡もなかった。

 それにしても、こういう時に限って12月に2回も航空券買ってたり年末年始だったりして、カードの利用金額(=請求金額)が多い。よって、被害額(=利息+罰金)も大きく、実に50ドルを超えている・・・

 そもそも消えた小切手入り郵便は、永遠に消えたままなのか?! それとも、遅れて届くのか、実は今頃は届いているのか・・・? それによって、今回いくら払うかも変わってくる。締め切り近くなったら支払い状況を確認して、今回の支払い額を決めねばならない。ったく、ホントに面倒くさい・・・

 いや、別にちっとも「怒って」はいないけどね。こんなことでいちいち腹立ててたら、アメリカで生きていけん。神経が持たん。

 上記の文を書いた後で、思い出した。この件に関して、ムカついたことが1つだけあった。請求書と前後して、「サイトにアクセスして、小切手をいつ送ったか教えろ」という電子メールがクレジットカード会社から来たのだった。言われたサイトにアクセスして、フォームに正直に送った日付を入力したら・・・CGIが「ERROR」とか返してきやがった・・・。理由は「その日に送ったんなら、すでに届いているハズだから」だとさ。これにはムカついたわ。何もトラブルなくスムーズにいってたら、誰もこんなサイトにアクセスしないわい。てめぇが聞くから正直に教えてやってんのに、「ERROR」とか言われて送信できないなんて、冗談もたいがいにしてくれ。

(ちなみに、前回の独り言に書いた、不正請求分を差し引いて支払ったクレジットカードとは別のカードの話であります。こちら、不正請求分は次回の請求書で無事にマイナスされておりました)


 1月末から2月頭にかけて1週間くらい、とっても暖かい日が続いて幸せだった。もちろん、そのまま春になるわけもなく、やっぱり寒さが戻ってきた。寒さに関しては「過敏」に反応する私である。最高気温が10度を下回った水曜日の朝は、見事に布団から出られなかった。目覚めてから随分と長い間、布団の中でうだうだしていた。この季節、枕元に雑誌でも常備しておいたほうがいいかもしれない。

 本日は、久しぶりに暖房を入れた。日曜なんて、夜でもTシャツ1枚だったのになぁ。月曜なんて、最高気温25度くらいだった気がするんだけどなぁ・・・。ぶちぶち・・・


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