2000.11.5の独り言

 早いもので今年も11月。最近の気候は、三寒四温ならぬ「四寒三温」状態。寒いと冬眠してしまう体質の私は、起きる時間がどんどん遅くなる。しかし、予定もないのに7時台に起きてしまった日があった。それから3日ほど、早寝したわけでもないのに早起きが続く。実は、久しぶりに暖かい日が続いたのである。我ながら、サーモスタットのようなヤツ・・・

 仕事の締め切りはどんどん早くなっている。なんとなく3号分くらい同時進行状態で、間に(体力勝負の)COMDEXも入る。少し先の特集のために、近郊で10件くらいの取材もせねばならない。結果、4号分くらい同時進行で、わけわからん状態。

 出張だと、短期間に集中的に取材して回る。それはそれで大変なのだが、近郊の場合は他の仕事と平行して取材するため1日1件になってしまい、結局のべ10日潰れることになる。これもまた、鬱陶しい。取材自体はかなり余裕を持ってぼちぼち始めてはいるものの、取材した後には原稿を書かねばならない。どうせ取材直後に1件ずつ書いたりしないだろうな。ぎりぎりになって書き始めて、最終的にはいつもの通り、最後にあせりまくるんだろうな。こうなることは火を見るより明らかなのに、学習しないヤツ・・・

 ふとしたきっかけで、調子の悪かったノートパソコンを初期化した(忙しい時ほど、余計なことをしたくなる・・・という話もある)。予想はしていたものの、丸まる半日(12時間)潰れた。

 普段、使っているシステムに最新版のソフトを入れる時には気付かないが、サラのシステムにソフトを入れようとすると「旧バージョンはどこですか?」と聞かれることがある。あらら、このソフト、アップグレード「オンリー」版だったの?!と、あせる。旧バージョンのソフトなんて、「もう、いらないや」と処分してしまっていたりするから質が悪い(というか、軽率・・・)。たとえ旧バージョンを持っていても、また順番にインストールするのが面倒だったりもする。結局、インストーラから入れられず、デスクトップ機のハードディスクからダイレクトコピーで入れたソフトが多々・・・

 再設定の終盤、どうしてもモデムを認識してくれず、あーだこーだと設定をいじって四苦八苦。最終的に、モデムカードを差すPCスロットを下段から上段に変えたら、あっさり繋がった。下段でもLANは使えるのに・・・謎が多い。

 この試行錯誤中、一瞬ノートが仮死状態に陥り、非常にあせる。スクリーンは真っ黒なのに、電源オンを示す緑のランプだけはついている。電源&バッテリーを抜いても、そのまんま。どこ触ってもウンともスンとも言わず。修理もしくは新しくノートを買うといくらかかるか、という計算が一瞬、頭を駆けめぐる。メーカーのサイトにアクセスして、パワーマネジメントのリセットスイッチの位置を調べて、ことなきを得る。ああ、良かった。

 家電量販チェーンの50ドル分のリベートがあったので、何を買おうか迷った末に2台目のビデオデッキを買う。ちなみに1台目は、友人から使っていないものを譲ってもらった。

 買ったのはHiFi&4ヘッドのデッキ。決して1番安いランクの製品ではない。それなのに・・・再生とか巻き戻し中に、本体前面の液晶にカウンタが表示されないのが非常に気に入らない。ただ「PLAY」とか「REW」とか、表示される。受信した電波で時計を自動的に合わせる、なんて機能を備えているくせに、納得できない。

 譲ってもらったデッキも、そうなんである。しかし、てっきり「MAGNAVOX」製だからかと思っていた。今回はちゃんと(?)意識して「Panasonic」を買ったのに・・・。これが最近の流行りなのか? 本体前面の液晶6桁にするのって、そんなにコストがかかるのか? カウンタ表示させるのって、そんなに大変なことなのか? それまで、本体前面にカウンタが表示されないデッキがこの世に存在するなんて思いもしなかった・・・。4年前に買ったデッキなんて、モノラル、出入力は同軸のみ、RCA出力すらない安物だったけど、ちゃんとカウンタ表示したぞ。まったくもって、納得できない。

 ついでに、どっちのデッキも、電源を切ると勝手にタイマー録画状態になってしまう。テープを入れずに電源を切ると、警告がチカチカして鬱陶しいこと・・・。これも、最近の流行りなのか? テレビ番組のレンタルビデオは爪が折れていないから、うっかり電源を切って寝てしまって、朝のニュースが録画されてしまったら、と思うと、非常に恐ろしい・・・


 少し前のこと。土曜日の夜、12時過ぎにアパートの駐車場から、いきなりただならぬ物音。私の部屋は、棟の中で一番駐車場寄りなので、非常によく聞こえる。

 たたきつけられたガラスが激しく割れる音、鉄製の何か(おそらくゴミ用コンテナ)を激しく蹴る音、男の罵声、などが断続的に響いている。ブラインドの隙間からおそるおそる覗くのだが、現場(?)は木の陰になってよく見えない。とりあえず、自分の車が無事なのは見えて、少し安心。

 騒動はかなり長時間続き、アパートの管理人や他の住人、ついには警察まで来ていたようである。

 翌朝、出がけに管理人に会ったので事情を聞いた。なんでも住人の1人が、ふられたはらいせに自分の部屋を壊し始めたのだとか・・・

 管理人曰く「1年も住んでいて、これまで何も問題ないヤツだったんだけど・・・」

 そして「今、彼(暴れた住人)のおやじに来て、掃除してもらっている」とのこと。見れば、駐車場に飛び散ったガラスなどを黙々と掃除しているおっさんがいた。

 息子の尻拭いをさせられてるおっさんの気の毒な姿も笑えたのだが、結局アメリカでも何かあれば「親」なのか・・・と、妙に感慨深かった・・・


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