日本で大ヒットしている(した?)「モーニング娘。」の「LOVEマシーン」という曲を聴いた。
いや・・・。こりゃ、たまらんねぇ・・・、ホント・・・
けなしているわけでは、まったくない。「たまらない」という以外に適切な表現が見あたらない。ついでに、これにピンクレディーみたいな振りがつくそうだから、そらもう、ホント、たまらんなぁ・・・(次の曲のジャケット写真ってのをウェブで見たけど、ビジュアル的にも、それはもう、ホント、たまらなかった・・・)
どうにも懐かしい、どこかで聴いたような旋律や演出の連発。ツボを外さない、いいトコ取り。覚えやすい、頭に残るフレーズ。曲を送ってくれた友人が「そこまでやるか」と表現していたが、まさに・・・
去年の忘年会は、この曲に占拠されたとか・・・。流行に疎いおじさんでも「これなら知ってるよ」というくらいの認知度を誇るとか・・・
なんというのか・・・「ニッポン、バンザイ!」という感じである。決して皮肉ではなくて。「それでこそ、ニッポン」って感じ・・・
宇多田ヒカルの超大ヒットってのは、どうにも理解できない。あの売り上げって確か、赤ちゃんから老人まで入れた日本の人口の20人に1人くらいが買った計算でしょ。宇多田ヒカルもいいけど、そこまで売れるほどいいか? 録音したMDなどではなくて、自分でCDを購入したいと思う人が20人に1人もいるほど、いいか? なんか、みんな、無理してない?
大ヒットが確実になって以降って、「みんなが持ってるし、とりあえず買っておこう」とか、「なんとなく、かっこ良さそうだから」とか、そんなこんなであそこまで売れましたって・・・? 「みんなが持ってるし」ってのも、それはそれでとっても日本的ではある。「(宇多田の曲が)かっこいいから」じゃなくて、「(持ってると、とか、聴いてると)かっこ良さそうだから」ってのも、超日本的ではある。
だけど、やっぱり日本人は「LOVEマシーン」でしょ。肩凝らないでしょ。背伸びしなくていいでしょ。飲み会で歌ったら、そりゃぁ〜楽しいでしょ、盛り上がるでしょ、気持ちいいでしょ。いわゆる歌謡曲って今はなくなっちゃったみたいだけど、でもやっぱり日本人はコレじゃなくちゃね。
春の甲子園の入場曲に宇多田ヒカルの「First Love」が選ばれて、歌詞に喫煙に関する部分があるとか問題になってたような気がするけど、入場曲も「LOVEマシーン」で良かったのに。(ヒットの時期と入場曲選考の時期のタイミングとか、何も知らずに勝手に書いてるけど)
いっそ、日本国国歌も、コレでいぃじゃん。ぴったりだよ。コレで君が代問題も解決。「ニッポンの未来はぁ〜」万々歳。戦争する気も起きんだろ。
何故に唐突に「LOVEマシーン」かというと・・・
全日本女子プロレス(全女)という団体のレスラー4人が、「つんく」プロデュースで歌を出すという話を放送していたテレビ番組を、最近ビデオで見たのだ。「つんくって誰?」というわけで日本の友人に聞いたところ、つんくに関する説明の一部として「LOVEマシーン」を送ってくれたのである。
ビューティーペアの頃とは時代が違う。ここ数年の全女のレスラーの歌なんて、プロレスファンの私でも目を背けたくなるというか、見てる方が恥ずかしくなるようなシロモノだった。さすがにここ2〜3年は、歌を出したという話も聞かない。
そこに唐突に、「つんく」プロデュースの話である。4人のうちの1人は、それはもう、とてつもない音痴である。ビジュアル的に、一般ウケするとも思えない。
一体どうなることやら、えらい楽しみである♪ 「LOVEマシーン」の「つんく」が、一体どんな風に料理してくれるんだろ。わくわく♪
ここのところ、ニューヨークも随分と暖かい。冷静に考えると、去年まではこれが真冬の平均だった気もするが、今年は1月がえらい寒かったので、気分は「春近し」である。
先週、平日に飲みに行った帰り。「今夜はそんなに酔っぱらってないし、楽勝(なにが?!)だな」と思い、帰りのバスに乗った。ちなみに、ニューヨークのバスや地下鉄は24時間動いている。
バスの中で一瞬、目を閉じて、開けたら自宅を15ブロックも過ぎていた・・・。おかしいなぁ、ホントに一瞬、目を閉じただけだったのに・・・。またやってしまった。慌ててバスを降り、寒くなくて良かった、などと思いながら、テクテクと歩いて帰ってきた。
翌日は、朝7時か7時半くらいには出社する予定だった。これはベッドで寝たら絶対に起きられないと思い、服のまま脱いだダウンを掛けて床で寝てしまった。目出度く、7時前に目が覚めた。着替える手間も省けたし(?)、7時半には無事に会社にいた。風邪もひかなかった。
いやぁ〜、寒くなくて本当に良かった・・・