「衛生用品の話・その2」

 またまた、男性にはわからない話題で失礼m(_ _)m...。

 日本では、生理になりそうな時はナプキンを持ち歩くのが一般的だ(と思う。少なくとも私がいた頃は)。万が一持ち合わせがない場合、友人に「ナプキン持ってる?」と聞くことになる。ところが、どうもこちらでは違うようだ。

 仕事仲間に「タンポン持ってる?」と聞かれた時には「えっ?」と思った。まず、いきなりナッてしまったら当然普通の下着を着ている。汚さないためにもナプキンと思うのが普通の日本人だ。さらに、他人にタンポンもらうなんて、何だかパンツを借りているようで気持ち悪いと思ってしまうのは私が時代遅れなのか? 結局、ナプキンにしろタンポンにしろ使い捨てなので理屈上は一緒だが、どうも私には受け入れ難いものがある。

 トイレによくある自動販売機。ナプキンはなくても、タンポンがないことはない。ついでに、コンドームもまずある。

 スポーツクラブに入会するなら男女別のところがいい、と言っていたおじさんがいた。理由は、女性がいるとタンポンして泳ぐからプールの水が汚いというものだった。その時は「このセクハラおやじが何を言う」と思ったが、最近では「そんなこともあるかもしれない」と何だか納得してしまっている。スポーツ選手でもない限り、そこまでして泳がなくてもいいじゃないか。

(ちょっと話はズレるが、最近は日本の中学で生理中もタンポンして水泳の授業を受けることを強制している、などという話を聞くと「何という人権侵害! 最低の管理教育」などと怒りを通り越して呆れる。私の時代にはあり得なかった話でもある)

(原文:95/11 加筆訂正:98/9)