いきなり生理用ナプキンの話である。日本では薄いことが一つのセールスポイントになっている。もちろんアメリカでもそうには違いないとは思うのだが・・・。
日本では生活必需品を選ぶ基準を値段に置いていた私は、当然ナプキンも安ければ安いほど良いと思っていた。実際、日本では大抵の品物はどんなに安くても最低限の質は確保している。どんなに安いナプキンを買ったところで、バンバン宣伝している新製品とそれ程の違いがある訳ではない。そこで、こちらに来たばかりの私は近所のスーパーで、一番安かった、いわゆるプライベートブランドのナプキンを買った。
開けてビックリ見てビックリ。おむつ以外の何物でもないような、巨大でブ厚いナプキンが並んでいた。今時、日本でこんな製品、製造している会社すらないだろう。以来、ナプキンを買う際に値段は考慮に入れないことにした。
さらに、日本風に個別包装されている製品が多いとはいえ、中には箱の中にむき出しでナプキンが並んでいる製品もある。清潔好きの日本じゃあ、絶対に売れないだろうなあ・・・。
以上、男性の方々、失礼!
(原文:95/11 加筆訂正:98/9)