2000年4月21日

21日 22:00

22:00

 道路標識を見ながら検討つけていた通り、10時ぴったりに15号に出る。やった、道が平らだ、まっすぐだ♪
 この道をそのまま行けば、ラスベガスを抜けてロサンゼルスへ・・・

 厚い雲の下からオーロラのような夕焼け。

22:20

 車の灰皿を見て、びっくりする。
 出発前に灰皿の引き出しを開けた時は、取り外して中の吸い殻を捨てるための内部の皿は、確かになかったのだ。別にいいや、と思い、引き出しを開けたまま携帯電話の置き場所にしていた(携帯用の電源をシガーライターから取るので、どうせ引き出しは閉められないし)
 ところが、何だか携帯の置かれ方が変だなぁ、と思ってよく見れば、いつの間にか携帯の下に内部の皿が現れていたのである・・・???
 これは、永遠の謎・・・

 今日はパトカーに捕まっている車を随分と見かけたが、15号に入ってからは特にたくさん捕まっている。わずか20分の間に3台。
 ま、制限速度よりゆっくり走っている今日の私は、捕まる心配もない。

 もう地図はいらないので、最後の地図もしまう。別に今ここで走りながらしまわなくてもいいのだが、何となく気分的にとっととしまいたかった。

22:30

 かなり暗くなってきた。暗い時のみ着用する眼鏡を再びかける。
 そろそろ気合い入れて行くぞぉ〜〜〜!!!

22:35

 前の車が急ブレーキをかけて右の分岐へ。冷えるなあ・・・
 左車線に車がいなかったからよけられたようなものの・・・

 このまま行くと、ロサンゼルスに着く頃は深夜である。どうせ友人宅には入れないし、この辺のサービスエリアに車を停めて寝ていけばいいのになぁ、と思う。
 しかし、ここまで来たら一気にロサンゼルスまで突っ込まないと、何だか気が済まない。

 70号まではあれだけいたトレーラーは15号に入ってから見事に消え、ピックアップトラックや四駆、バンなどのRVが急に増えた。土地柄なんだろうな。世間は連休だし、家族でラスベガスにでも行くのかな。
 しかし、この手の車が後ろにいると、ライトがミラーにまぶしい。

23:40

 市街地に入って65マイル制限に。周囲が急に明るく、走りやすくなる。

23:50

 アリゾナ州に入る。
 75マイル制限に戻り、周囲も暗くなってしまった。
ユタも暗くて怖かったけど、アリゾナは真の闇&ワインディング&強風&パラパラ雨。泣きが入る。
 すでに1日半も走ってるんだから、手加減してよぉ〜〜〜(それは私の勝手な事情)

 ワインディングが終わったところでガソリンスタンドの看板を見つけて高速を降りるが、周囲はさらに漆黒の闇。道がどこにあるのかすら、ろくに見えない。とっととUターンして高速に戻ったところで、「Mesquiteまで8マイル」の看板を見つけ、心から安心する。
 何を隠そう(?)、98年のCOMDEX取材の際、ラスベガス近郊に宿が取れなかった私はMesquiteに宿を取り、毎日ラスベガスまで通勤していたのだ。

※:便宜上、日時はすべて出発地点であるニューヨークの時間帯で掲載しています

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この辺の地図


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