今回は、テキサス療養の旅(になってなかった出張)について・・・。
前回書いたように、出張直前の3連休は一歩も家から出なかったので、ヒューストン行きの飛行機で出た機内食が何だかご馳走に見えた。がしがし食べて、ついでにコーヒーの砂糖も出されるままに2袋入れて飲む。コンチネンタルのサービスは、往復ともなかなか良かった(^^...♪
(鼻をかむティッシュは途中で足りなくなったけど)アッという間に到着したヒューストンの空港は、なんと冷房が入っている。熱があるときの冷房ってのは、外が寒いよりもっと悪い。体中の関節がずきずきする。最も私は、ニューヨークに来て以来アメリカの冷房に対する拒絶反応が体に染みついてしまった。健康な時でも、特に会社の不快な冷房が入ると肘の関節がじくじく痛み出すのですぐにわかる。冷房入れるほど外が暖かいのだ、と期待して空港を出る。さすがにダウンを着たままというニューヨークの格好だと、汗が止まらない。
いつものAVISレンタカー。およ・・・えらい小さい車。そりゃぁ、小型車を置いていないマンハッタンのAVISじゃないんだから、小さい車を予約すれば小さい車が出てくるわい(_ _;;;...。11月の西海岸出張の時は、小型車値段で無料アップグレードのクーポンを使ったんだった。今回のお供のGEO METRO、なんだかおもちゃみたい(_ _;;;...。
ホテルを探していて、ニューヨークにはない私の好きなファストフードチェーンのJack In The Box発見♪ 飛行機の中で「あとちょっとで終わり」ってとこまで読んだ週プロの続きも読みたかったし、とりあえず吸い寄せられるように入る。
到着した日は、とっても曇天。とりあえず海の方に向かって走り出す。湿地帯なのか、何とも言えない不思議な光景が続く。季節外れな上、天気が悪いことも手伝って、リゾート地だと聞いていたガルベストンも妙にさびれて見える。地図では、対岸と繋がっているかどうかわからなかった岬の先端に行ってみると、無料のフェリーが出ていた。なんだか普段乗らないものに乗れるのが嬉しい。しかし海上は濃霧で写真どころじゃなかった。
ヒューストンには、かの有名なNASAのロケット発射基地がある。ちなみに、フロリダ州のNASAロケット発射基地も湿地帯だ。単に人気のない場所を求めるなら、アメリカには砂漠がいくらでもある。ロケット発射のために湿度が高い方が良い理由があるのだろうか?
到着翌日、何気なく鏡を見たら鼻の周りと鼻の下の皮がむけている(_ _;;;...。ああ・・・情けない。この顔でインタビューするのか(_ _;;;...。天気も相変わらずどんよりして、風景写真はロクなの期待できない。
昼に現地の方にルイジアナ料理に連れていってもらう。これが超美味しい! ガンボ(スープ)。料理の名前は忘れたが、トルティアチップスに乗せて食べるエビやアボカドが入ったカクテル。ソフトシェルクラブのサントイッチ。どれもアメリカとは思えない(?)美味しさだ。仕事関係の人と食事に行くと、自分が食べたいせいか、こちらに気を遣ってか、和食に連れて行かれることが圧倒的に多い。日本人のおっさんには、世界中どこに行っても和食ばっかり求める人がよくいる。だから和食に連れていけばとりあえず安全というのはわかる。夜遅くまでだらだら飲み食い続けたい場合、私も客を日系の居酒屋に連れて行くことはある。しかし私は別に和食が好きな訳じゃない。とりたてて他に美味しいものもない場所ならそれでも別にいいのだが、一番嬉しいのはこういったその土地の美味しい料理を紹介してもらうことである(^^...♪ 最もヒューストンはルイジアナじゃないけど近いし、いずれにしてもニューヨークでは食べられないか、驚くほど高いだろう。
ちなみにテキサスは噂に違わず物価が安くていいところであった。ホテルの自販機のジュースまで、私が知る限り全米一、安かった。
コンチネンタル航空のヒューストン-成田直行便就航記念のパーティーでは、偶然ロス時代の知り合いに会う。なんと彼もあの雪の日にニューヨークにいたそうだ。しかもその後、熱を出して寝込んだとか。やはり雪と一緒に発熱ウイルスが降っていたとしか思えない(_ _;;;...。
療養の旅のはずだったテキサス出張だが、思ったほどは暖かくなかった。さらにテキサスでも風邪が流行っていて、行く先々でゴホゴホやられてしまい、私の風邪もちっとも良くならなかった。久々に出社した金曜日は、会社のゴミ箱を鼻をかんだティッシュで満タンにしてした。
この週末は時間もやることもたくさんあるのに、体がだるくて今ひとつやる気が起きない。2週間前のように超具合が悪ければあきらめもつく。一応動けるけどかったるい状態だと、何だかとっても時間を損している気分。
そんな訳で、文章を打つのもかったるくなってきた。長くなったし、続きはまた次回に。