97.9.24の独り言

 アメリカに住んでいると、何故かたまってくるものがあります。私の場合、エキスポによく行くので、住んでいると、というよりエキスポに行くとたまってくるもののお話ですね。日本にいても、年末になればカレンダーや手帳、街を歩けばポケット・ティッシュなど、たまるものはありますが、ちなみにこれらのモノはアメリカでは無料でもらえることはあまりありません。

 まず、アメリカ人はTシャツが大好きなようで、エキスポの賞品としては、Tシャツが一番メジャーです。主に、10〜15分程度のデモや説明会の参加者に、抽選で、時には全員に配られます。多いのが、司会者が何か質問し、その答えが速かったり声が大きかった人のあたりにTシャツを投げ、運良くキャッチした人がもらえるという形式。これがまた、壮絶な光景なのです。一般に白人、特に中年以降の白人男性のセコサというのはかなりのものがあり、Tシャツに一番、執着するのも彼らです。偶然、二人が同時にTシャツをつかんでしまった場合など、たかがTシャツなのに激しい火花を散らすにらみ合いが始まります。最後までTシャツを握る手を離さず最終的に勝利するのは、中年以降の白人男性がほとんど。

 私など物持ちがいいですから、15年前のTシャツでまだ着ているものもあったりしますし、エキスポで配られるのは当然XLサイズのTシャツなので、特に積極的に欲しいと思ったことはないのですが、ただデモを聞いているだけでも多い時には一日3枚のTシャツをもらったりします。一生、Tシャツを買わずに済むような気がしている、今日この頃。

 次いでボールペン。これは、日本でもよくもらっていた気がしますが、アメリカでも単価が安いので、メーカーのロゴ入りボールペンなどは欲しいと思えばいくらでももらえたりします。ちなみに、ボールペンって、ホテルの部屋に置いてあるものを使った後で無意識に持って来てしまっていたり、何だかどんどん増えていきますよね。最近のお気に入りは、COMPAQの、太めで握りやすく、本体が透明でおしゃれなボールペン(^^...。ただし、長く書いていると、重くてちょっと疲れます。(ちなみにCOMPAQは巨大な赤いビーサンもくれたが、一体、何に使おう(^^ゞ...欲しい人、います?)

 こんなものを一般人がもらって嬉しいのかどうか、今一よくわからないのが、首からカードなどを下げる時に使うひも。先が洗濯ばさみ状のクリップになってます。カラフルなひもがかなり集まったので、忘備メモをぶら下げるのに使っております。

 野球帽も、アメリカ人は大好きなので賞品になりやすいみたいです。私、帽子ってあまりかぶらないのですが、Sun Microsystemsの結構JAVAのロゴ入りの格好いい野球帽が部屋にあります。Sunもなかなか気前がよく、小旅行にも使えそうなしっかりした布製バッグももらいました。帽子もそうですが、黒地でデザインがいいので、ちょっと嬉しいですね。

 しかし、何と言っても、近年、たまりまっくって処分にも困るものの筆頭はCD-ROMでしょう。フロッピーでしたら使いまわしもできるのですが、CD-ROMはどうにもならないです。何枚か重ねてコースターにしていますが、どんどんたまるので、途方に暮れてしまいます。これって、どう考えても燃えるゴミには見えないし、かといってリサイクル・ゴミにも見えない。CD-ROMの再利用法、誰か考えて欲しいもんです。


 しばしの間、独り言をご無沙汰致しました。やっと、束の間の締め切りが間近にない数日間が訪れました。私の場合、来週の締め切りは間近とは思わないことにしております。明日は何が起こるか、わからないしね(^^ゞ...。
 ちなみに、来週になると、また徹夜の日々になることがわかっているのですが、だからと言って今週から少しずつ片付けよう・・・などと言うことができない性格の私。学生時代の研究発表や論文発表に際しては、もう少し事前に準備していたような気がしないでもないのですが、どうも年々、怠慢になってゆくようです。


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