2000年4月22日

※交換したフィルムがうまく巻き取られていなかったことに、かなり後になって気付いたため、数時間分の写真がありません・・・

04:05

「Welcome to California」の看板。ここが州境であったか。
 私の状態はと言えば、最高につらい・・・

04:36 メーター111454 給油11.205ガロン 24.64ドル

 ボンネットの右側から激しい蒸気が出ている。わけのわかってなさそうなスタンドのおっさんがボンネットを開けろというので、とりあえず開ける。しかし、「水(量のチェック)はどれ?」などと、本当にわけのわからないことを聞く。オイルゲージを抜こうとするので「それはオイルだ!」と声を荒げる私。「いいからオイルもチェックしろよ」。「何でそんなこと今やらなきゃならんのだ!」と怒鳴って、ボンネットを閉める。

 スタンドで買ったM&Mをかじって脳が活性化したのはいいのだが、強烈な濃霧に襲われる。路側に車を停めて霧が晴れるのを待っている車もいる。
 私は停まってなんかいられないのだ。トロトロでも、もう進むしかないのだ。
 大体、霧なんて、自分が動いて脱出するしかないじゃんか(?)
 しかし前が何も見えない・・・

 霧が薄くなったと思ったら、今度は激しい雨である。どうしてもうすぐロサンゼルスなのに、雨に遭うの・・・?! もう笑うしかない。
 もう使うことはないかと思ったワイパー、フル稼働。それでも道路標識なんて見えやしない。間違ってサン・バナディノに行っちゃったらどうすんだよ!

※:便宜上、日時はすべて出発地点であるニューヨークの時間帯で掲載しています

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