監督:西谷弘
出演:堤真一
松雪泰子
福山雅治
柴咲コウ
テレビドラマシリーズは見たことがないし、タイトルもふざけてるなぁ、と思ったものの、何かで見た映画評に興味を引かれて借りてみた。いやぁ〜、借りて良かった。
ふざけたタイトル(失礼)からは想像もつかない、胸が締め付けられるような切ないお話だった。エンディングの歌も泣かせてくれる。ただ、普段登山なんかしてない中年(?)誘っていきなり冬山登山ってのは、あまりに現実離れしててぶっとんだけど・・・
堤真一の怪演が光ってるし、松雪泰子も幸薄い女性役にぴったり。まぁ、松雪泰子は顔が顔なんで、ワケアリの役柄が多くなるわな。
福山は、テレビ版では主人公なんだろうけど、この作品では陰が薄かった。柴咲コウは、ちょっととぼけた感じがいい。そこにいてくれるだけで心が和みます。
それにしても、死体を隠したら、それで良かったんじゃないの???・・・なんて、最後に元も子もないことを思っちゃったりした私。それじゃ映画(小説)にならないよね。
鑑賞日:2009年4月19日
製作:2008年・日本