監督:STEVEN SODERBERGH
出演:MICHAEL DOUGLAS
BENICIO DEL TORO
CATHERINE ZETA-JONES
ERIKA CHRISTENSEN
麻薬を題材にした、実に骨太な作品。話を無理にはしょることなく、じっくり描いているため、150分近い長編になっているが、それでいい。登場する人物像を1人ひとりていねいに浮かび上がらせており、非常に見応えがある。
麻薬を輸出する人、輸入販売網(?)を展開する人、撲滅に奔走する人、中毒者、否応なく巻き込まれていく人、それぞれのドラマが複雑にからみ合っていく。
みんな迫真の演技を見せてくれるのだが、中でもERIKA CHRISTENSENの「イッちゃった」演技がすごい。
鑑賞日:2002年2月19日
製作:2000年・アメリカ