☆ てなもんや商社

監督:本木克英
出演:小林聡美
   渡辺謙
   鄭浩南

 見終わった後、元気が出る映画。小林聡美はまさに適役で、ぴったりはまっている。

 小林演じる、大学卒業時点ですでに平均からはずれた新入社員。彼女が、「意に反して」社会人としてたくましく成長していく。その間に、中国は近代化し、彼女の周囲の人たちの身にも変化が起きる。

 小林の家族も、渡辺謙演じる課長の家族も、一部の同僚も、非常に現実離れしていてマンガ的なのだが、作品自体がコメディになってしまわないのは、小林の力強さによるところが大きい。

鑑賞日:2001年7月11日
製作:1998年・日本


− ビデオ感の目次に戻る
− 映画関連コーナー目次に戻る
− トップに戻る