監督:白石晃士
出演:大島優子
阿部進之介
岩田さゆり
仲村みう
救いがなくて、なかなか素敵。特に2はスプラッター度が増して、多くの映画にありがちな生ぬるい救済もないところがナイス。2つに分かれているのも、空き時間にさくっと見られて助かる。
それにしても、大島優子と山崎真実の身長、違いすぎ。同じ種類の生き物に見えないよ・・・。ってか、大島優子って極端にチビなんだ。知らなかった(彼女を見たの、これがたったの2作目だけど)。
2の最初は、病院の帰りがなんでそんなに遅くなるんだよ?とか、んな場所をなんで通るんだよ!とか、いろいろ突っ込みたくなったけど、まあ前編の終了部分だということで・・・
阿部進之介は前編から一転、2では大活躍。いろいろ調べたり考えたり、でもあまり役に立たず。効かない呪文の場面では、思わずふいてしまったよ。ただ「テケテケ」を、古典幽霊のお岩さんのような理由があって化けて出ている説得力のある化け物にする効果はばっちり。
ところで、テケテケはどうして女しか襲わないんでしょうねぇ・・・??? 恨みなら、男のほうにこそありそうなものなのに。
続編見たいケド、もう作らないだろうなぁ。吸血鬼みたいに、テケテケに殺された人間がみんなテケテケになったら、恐ろしいというか、別モンの作品になっちゃうしなぁ。
鑑賞日:2017年4月28日
製作:2009年・日本