監督:橋本一
出演:大泉洋
松田龍平
尾野真千子
ゴリ
大泉洋と松田龍平のひょうひょうとしたコンビが楽しくて、ストーリーよりキャラで見せてるって感じ。実際、探偵といったって推理なんてまったくしていないし、劇中のセリフにある通り、試しに動いてみたら周りも勝手に動き出したというだけ。それでも飽きずに楽しめるのは、やっぱこの2人がいい味出しまくっているから。周りも味のある役者で固めている。シリーズ次作も見ようと思ってしまう。
ストーリーは、いかにもな噂話をみんなが信じ込んで勝手に「忖度」して動き回っていたら、実は・・・というパターン。振り上げた拳を下ろす場所が見つからず、さあ困ったと思っていたら・・・。結局どう決着を付けたのかは描かれていないけれど、なかなかうまい落としどころかもしれない。
それにしても、普通の市民があんな暴力団まがいのことをするっていうのは、いくら映画にしてもあり得なさ過ぎて白ける。ちと悪ノリし過ぎじゃないの?
鑑賞日:2017年10月6日
製作:2013年・日本