監督:PIERRE MOREL
出演:LIAM NEESON
OLIVIER RABOURDIN
MAGGIE GRACE
FAMKE JANSSEN
酷評している人が多いのであまり期待せず、ジェットコースタームービーのつもりで見たせいで、かえって楽しめた。
物語はありがちな、シュワちゃんが若い頃にさんざん演じていたような、娘一人助けるためにはいかなる犠牲もいとわない、というタイプのお話。圧倒的な肉体が武器だったシュワちゃんに対して、外見は普通のおっさんであるニーソンは経験と技術が武器。ほど良いアクションと、娘以外にはいたって冷酷なキャラが、なかなか良かった。誰にでも親切過ぎるヤツってウザいからね、こういうキャラは好きだよ。
東欧や旧ソ連圏の貧しい地方に行けば目が覚めるような美女を安値でいくらでも身請けできるだろうに、わざわざリスクを冒して大して可愛くもないアメリカ人を誘拐する意味がさっぱり分からないが、まあその辺はフィクションの設定ということで。
どうでもいいが、娘の親友役のKATIE CASSIDYの名字に反応してしまって思わず調べたら、やっぱりDAVID CASSIDYの娘だった。DAVID CASSIDYの若い頃、本当に格好良かったよなぁ〜、晩年は悲惨だったみたいだけど。
鑑賞日:2021年6月13日
製作:2008年・フランス/アメリカ/イギリス