監督：DAVID HACKL
出演：TOBIN BELL
　　　COSTAS MANDYLOR
　　　SCOTT PATTERSON

　監督が替わったせいか、これまでよりかなり分かりやすくなっている。またこれまでのように残虐さだけが売り（？）の「怖いもの見たさ映画」ではなく、サスペンスとしてもそこそこ楽しめる。

　ただ、敵対する警察官を演じるCOSTAS MANDYLORとSCOTT PATTERSONの感じが非常に似ていて紛らわしいのは、本当に勘弁してほしい。世の中に俳優は掃いて捨てるほどいるのに、どうしてこういう配役にするかなぁ・・・？　せめて髪型を変えるとか、一方に髭を生やすとか、なんとかしてくれよ。実のところ、「SAW IV」では区別がつかずに見てたかもしれない。

　そしてそして、「2009年もハロウィンを楽しみにしててね♪」という終わり方。もちろん、シリーズはまだまだ続くんですね、ハイ。ほとんどお正月恒例の寅さん状態？？？

　それにしても、前作で死んだにもかかわらず主役として登場するTOBIN BELLって・・・。ま、確かに他に存在感のある役者もいないけど。

鑑賞日：2009年３月28日
製作：2008年・アメリカ