☆ WHEN THE LIGHTS WENT OUT(サリー 死霊と戯れる少女)

監督:PAT HOLDEN
出演:TASHA CONNOR
   KATE ASHFIELD
   STEVEN WADDINGTON
   HANNAH CLIFFORD

 1974年のイギリスが舞台。学校の先生がビートルズみたい。

 主人公の両親は、冒頭からクソ過ぎて非常にムカつく。幽霊より両親のほうがよっぽどイヤだ。怖がる子どもを家に残して飲みに行ってんじゃね〜よ! 父も母もすぐ殴るし人の話聞かないし、父はアル中だし、二人とも本当にクソ。母親が攻撃される場面は、ザマーミロ!としか言いようがない。あんなクズ親より、そりゃ幽霊の友達のほうがずっといいよね。いい幽霊なら。

 少女の友達との交流はほのぼのしていいんだけど、その友達の母親がまたメンヘラっぽくて気色悪い。なんちゅーか、そういうクズどもが集まる地域に住んでいる、ということなのかな。そして成長するに従って、無垢だった子どもも親と同じようなクズ大人になってしまう、という・・・映画とは関係ないけど。

 なんだか幽霊より、貧民街(?)の人間ドラマばかりが気になってしまった。

 まあ幽霊もそこそこ怖いし、映画としては平均的な出来。各種映画サイトでの評価はかなり低いけれど、決してひどい映画ではない。

鑑賞日:2021年2月6日
製作:2012年・イギリス


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