監督:英勉
出演:石原さとみ
瀬戸康史
染谷将太
山本裕典
タイトルからしてB級であることは明かだし、あまり細かいことにこだわらず、酒でも飲みつつ「あーだ」「こーだと」突っ込みながら見るのが正解でしょう。自分自身、もし子どもが見たがらなかったら、一生見ることはなかった映画だと思うけどね。
突っ込みどころには事欠かない滅茶苦茶なお話だけど、主要キャラが割と美男美女揃いなので(警官除く)そこそこ楽しく見られてしまった。
でもって、伏線も回収もクソもない作品なので辻褄が合うかどうかなんて考えても意味がないんだけど、あの「妖怪蜘蛛女(?)」が、山本裕典演じる貞子の崇拝者が捧げた犠牲者の体を使っているものとすると、一体どんだけ大量に生け贄に差し出したんだよ?! ここだけはさすがに突っ込みたい。呪いの動画より、こっちの大量殺人のほうがよっぽどホラーなんですけど・・・(そっちを映画にしろよ、って?)。
そもそも、この映画、オリジナルの貞子とは何の関係もなく、集客のために貞子という名前を借りているだけなので、オリジナルのリングのファンは見ないほうがいいかも。
鑑賞日:2020年5月2日
製作:2012年・日本