監督:大友啓史
出演:佐藤健
武井咲
新田真剣佑
青木崇高
相変わらず異次元の超常アクション。前3作より、さらにグレードアップしている感すらある。
役者のアクション自体ももちろん非常に素晴らしいが、カメラワークやカット割りも完璧。他の映画では、寄り過ぎていたり、カメラが追い切れずに、全体の動きがよく分からないアクションシーンをよく目にするが、このシリーズに限ってそういうことは一切ない。動きもカメラもすべてが計算し尽くされているのでしょう。画角もカットも編集も何もかもが素晴らしい。人間離れした役者たちのアクションに、撮影する側もしっかり応えている。
佐藤健や新田真剣佑は言うに及ばず、運動神経抜群の土屋太鳳もキレキレの動きを見せてくれる。
主要キャラ、不死身過ぎだろ、とか、その他大勢の戦闘員弱過ぎだろ、とか、突っ込みどころもあるけど、それもまた楽し。
ところで、武井咲演じる神谷薫の優等生キャラが、私はどうにも苦手だ・・・。今作でも相変わらずというか、一段と鬱陶しい。
鑑賞日:2021年8月11日
製作:2020年・日本