監督:大友啓史
出演:佐藤健
福山雅治
藤原竜也
青木崇高
京都大火編に比べてアクションシーンは若干減った気がするが、その分、最後の戦いに集約された感じ。
京都大火編では登場シーンが少なかった藤原竜也演じる志々雄が、この作品では大活躍。一歩間違うと「ゴジラかよ?!」と突っ込みたくなるような非現実的な演出も、ここまで命がけで大まじめにやられると格好いい〜、つぶれた声がまたシビレると、ネット上でも大絶賛の嵐・・・。・・・でも、何も正々堂々と腕で勝負しなくたって、志々雄を殺すだけなら鉄砲で撃っちゃえば終わりでしょ、機会はいくらでもあったでしょう・・・などと言っちゃっちゃあ、元も子もないわな。
移動手段が徒歩か、せいぜい馬だった時代に、どいつもこいつも距離感無視して都合良く現れ過ぎだろ(海の上にまで!)、なんてことも言いっこなしで・・・
福山雅治演じる師匠、なかなか格好いいねぇ。イケメンや美女が次々と登場して、しかもみんな強くて格好いいこのシリーズ、最高です。描ききれなかった部分も含めて大河ドラマにでもしてもらいたいぐらいだ(もち、主演は佐藤健で)。
武井咲は出番が減って京都大火編ほどウザくはなかったけれど、それにしても「無事で良かった」って、全然無事じゃねーだろーが! 現代だったら即救急車で入院、さらに病院に着く前に死んでもおかしくないほどの大怪我だろ!
なんにしても、面白かった。すごかった。出演者たちの覚悟が伝わってくる。役者もスタッフも、みんな、本当に素晴らしい!!!
鑑賞日:2016年7月7日
製作:2014年・日本