監督:守屋健太郎
出演:片寄涼太
鈴木伸之
白石聖
佐野玲於
塩野瑛久目当てで連続ドラマも映画も見たけど、EXILE族(?)というか、LDHのプロモーションビデオみたいなもんだな。最近よく見かける片寄涼太がEXILE族だったのには、ちょっと驚いたけど。EXILE族って、ヤンキー系ばっかりじゃなくて、片寄涼太みたいなおぼっちゃま系もいるんだね。
でもって、連ドラから話が続いているので連ドラも含めての感想です。映画の最初に20分近く、それまでの連ドラの内容を説明するダイジェスト映像、これってやっぱ入れないとダメなのかね。映画用の純粋なカットだけにしたら1時間切るんじゃない?!ってぐらい、連ドラからの映像が多いな。それより「伝説の王子選手権」の競技の尺をもっと長くしてほしかった。せっかくあんなに大勢出場させてんのに、主要キャラ以外、ほとんど映ってないじゃん。
ぶっちゃけ、高校生に見えるのは、片寄涼太チームと吉野北人、川村壱馬ぐらいなもんで(実際は彼らも成人だけど)、チーム生徒会とか、おっさんじゃん、って感じで、外見も服装も、なんじゃそりゃ?! AGOBOY演じるジョニーの存在は意味分かんないし、チーム生徒会に入ってないならいらないし・・・。
イケメン度では、鈴木伸之がダントツだけど、「王子様」ということだったら、全身からにじみ出る育ちの良さそうなおぼっちゃまオーラで、断然、片寄涼太になっちゃうわな。
それにしても、片寄涼太のピアノ弾き語りには、マジ、しびれた。実際にピアノを習っていたらしいけど(リアルおぼっちゃま???)、本人が弾いているなら、もっとそれと分かるカットがほしかった。ってか、本人が本当に弾いて歌ってるとしたら、キュン死者続出・・・。王子様過ぎる。
あとはまあ、チーム3Bとか、ただの数合わせなのでどうでもいい。先生は結構がんばってた。チーム理事長は、他チームと競ってはいないんだけど、昭和のイケメン風の大和孔太が、なにげに気に入った。それにしても加藤諒って本当に独特なキャラだよな。日本の芸能界に貴重な存在。
白石聖は、ドラマの中ではすごい気にくわなかったんだけど、映画の途中からだんだん応援したくなってきて、最後は「良かったね」と思えてしまったあたり、演技がうまいということなんだろうな。死んだ親の借金なんて、法的に返す義務ないから・・・なぁ〜んて真面目に突っ込んじゃダメだね。
なんにしても、イケメン(&そうでもない人)をたくさん拝めて、目の保養になりました。良かった良かった。
鑑賞日:2020年5月4日
製作:2019年・日本