監督:ツイ・ハーク
出演:ジェット・リー
ロザマンド・クワン
ユン・ピョウ
ノリが、あまりにも日本の時代劇みたいなので感動した。展開、登場人物の構成、笑いのとり方、間合い、音楽のタイプから流れ方・・・。一から十までまさに時代劇(といっても、それほど時代劇を見ているわけではないので、時代劇マニアからすればいろいろ差異があるかも)。テレビドラマの時代劇の4週間分をまとめて映画にしたみたい。東アジア人に共通する感性っていうのがあるんだろうな、きっと。
盛りだくさん過ぎて、かつ、駆け足の展開で、ごちゃごちゃしちゃってわかりにくいけど、基本的にジェット・リーのアクションを楽しむ映画なので深く追究しないほうがいいかもしれない。
何気なく欧米をおちょくっていたり、強敵「イェン」がさり気なく核心をついた発言をしていたりもする。
鑑賞日:2002年5月16日
製作:1991年・香港