監督:北野武
出演:ビートたけし
三浦友和
加瀬亮
小日向文世
最近、気が滅入ることや憂鬱になること、心配事ばかり続くので、家族が寝静まった後に一人でこんなノーテンキな映画を見て、スカっと気晴らし。
内容は、前作以上に策略重視でノーテンキ感は多少薄れてはいたものの、何も考えずにスカっと感は失われておらず。良かった良かった。
個性的な役者は前作で多くが殺されてしまったせいか、今回はオーラに欠ける役者が多いような気がした中、塩見三省のあまりに怖い悪人面に目が釘付け。インテリヤクザ(?)加瀬亮のブチキレキャラもなかなか良かった。
まあ何と言っても、普段は静かながらここぞという時に一番怖いのは、ビートたけしなんだけどね。昔の事故の後遺症で、片目しかまばたきしないところも怖さ倍増。
最近お気に入りの桐谷健太が出ていたのには、前作の塚本高史同様のノリで、得した気分。これまた塚本高史同様、残念ながらすぐに殺されちゃったけど。
また続編が見たいなあ。キャラがどんどん死んじゃうから、新しい役者選びが大変かもしれないけど、でも見たいなあ。
鑑賞日:2014年5月10日
製作:2012年・日本