監督：高橋伴明
出演：吉沢悠
　　　ペ・スビン
　　　塩谷瞬
　　　田中要次

　出演作品を見るたびに思うけど、吉沢悠、本当に大好き！　見ているうちに、主人公が好きなのか、吉沢悠が好きなのか、自分でも分からなくなってきたけれど、とにかく本当に素敵で愛すべき人が主人公のお話。見ていて何度も、いろいろな意味の涙が出てきた。

　今の日本は、この映画に出てくる憲兵（？）のような連中ばかりが幅を利かせて目立っていて、本当に虫酸が走る。この主人公のような美しい心は踏みにじられ迫害され片隅に追いやられ、醜い連中の声ばかりが大きく響く。本当に嫌な世の中である。まあ、このまま第三の世界大戦が始まって、人類全体が壊滅的な被害を受けるという結末も、仕方がないかと思う。美しい人も醜い人もひっくるめて、人類なんていないほうが地球のためだしね。

鑑賞日：2014年９月24日
製作：2012年・日本