監督:バンジョン・ピサンタナクーン
出演:サワニー・ウトーンマ
ナリルヤ・グルモンコルペチ
シラニ・ヤンキッティカン
ヤサカ・チャイソーン
呪われた一族に生まれた娘が強烈な悪霊に取り憑かれるお話。原題は「霊媒」という意味のタイ語だそうで、「女神の継承」という邦題は内容に即していないし、ホラー映画のネーミングとしてもセンスを疑う。「ヘレディタリー/継承」のパクリ?
内容は何よりまず、ダラダラと長すぎる。ドキュメンタリー風にするにしても、もうちょっとテンポ良くできるでしょうに。
それでも途中までは「現実」っぽく見えるように、あえて余分な映像を残して繋いでいるようにも見えるし、絶望感が溢れていてそれなりに怖い。しかし終盤は急に雑に、何でもアリになってきて、逆に怖くないというか、滑稽にすら見えてきてしまう。エクソシストかと思ってたけど、ゾンビかよ!
まあ力作なのは分かるけど、これが韓国でかなりヒットしたというのはよく分からんなあ。コロナ禍だったから・・・? ぶっちゃけ、私は眠くなったし・・・。
余談だけど、登場人物みんな顔が濃い。そういう少数民族?
鑑賞日:2023年10月26日
製作:2021年・タイ/韓国