監督:PASCAL LAUGIER
出演:MORJANA ALAOUI
MYLENE JAMPANOI
CATHERINE BEGIN
ISABELLE CHASSE
うわ、これエグ過ぎ。こんな内容だと知ってたら、見ていなかったかも。でもこの内容は言葉でうまく説明できないから、内容を詳しく説明されたとしてもやっぱり興味本位で見てしまって、後悔していたかもしれない。ホラーというジャンルになっていたけど、それは違う。強いてジャンル分けすれば「バイオレンス」か。
そもそも、どういう頭をしているとこんな作品を作れるのか、製作者たちの人間性を疑うし、役者もよくこんな作品に出るよな。特に主人公アンナ役は、本当によくこんな仕事を引き受けたもんだ。しかも、雰囲気は1980年代なのに製作年は2007年と、比較的新しい。そんな最近に、こんな内容の映画を作ったことが驚き。しかも、リメイクまであるらしいし。
その内容だが、前半と後半で大きく変わってくる。前半は割とシンプルにスプラッター系というか、残酷描写も限界ギリギリ耐えられる感じ。物語の展開も、まだ理解できる範疇。
しかし主人公の行動が謎というか愚か過ぎるというか、どうしてほったらかしてとっとと逃げないのか?!とか、警察呼べよ!とか、ハラハラしていたら案の定。ボケボケしていた主人公が、ガラッと雰囲気が変わった後半でとんでもない目に遭う。
とんでもない目というか、言葉に出来ないというか、全身のありとあらゆる神経や感覚が不快感を覚えるというか・・・。どうしたらそういう発想になるのか、とにかく「理解できない」としか言いようがない。
これはちょっと、例えスプラッターが好きでもキツいと思うし、大抵の人は見終わった後でとんでもなく不愉快になること請け合い。
鑑賞日:2021年11月17日
製作:2007年・フランス/カナダ