監督:ウッイ・メーサーロシュ・カーロイ
出演:モーニカ・バルシャイ
デヴィッド・サクライ
サボルチ・ベデ・ファゼカシュ
ゾルターン・シュミエド
これは実に楽しい。ホラー・コメディとでも言ったらいいのか、あらすじだけ聞いたら完全にホラーなのだが、実際の映画はかなり笑える。いろいろと芸も細かくて、もし2〜3回見直したら、その都度新たな発見があってもっと楽しいかもしれない。
役者はみんな適役で、それぞれにいい味出しているのだが、中でも日本人歌手・トミー谷の幽霊を演じたデヴィッド・サクライが最高。容姿、存在感、歌と踊り、どれを取っても文句なし。強いて文句を言えば、彼の日本語は超片言なので、あえて日系人(というか、日本人とデンマーク人のハーフ)を使う意味はなかったかな。
モーニカ・バルシャイもサボルチ・ベデ・ファゼカシュも面白くて最高だし、イタリア人かと思うようなゾルターン・シュミエドの容姿や言動も笑えた。
それにしてもこの映画、本国ハンガリー人と日本人(というか、日本語が分かる人)以外が見てもかなり意味不明だと思うのだが、よく作ったなあ。監督が(昭和の)日本オタクだったとか・・・???
鑑賞日:2017年7月23日
製作:22014年・ハンガリー