監督:土井裕泰
出演:阿部寛
溝端淳平
新垣結衣
松坂桃李
阿部寛と溝端淳平の凸凹コンビを見ていると、何だか同じ種類の生き物に見えないぞ。なにか特別な意図があって、この配役なのか???
ストーリーはなかなか面白くて引き込まれるが、いかんせん長い。被害者の行動も、三浦貴大演じる青年の行動も、実のところは意味不明だし。お前ら、そんなに死にたいのか?
それにしても、鶴見辰吾はいかんなぁ。出てきた瞬間に、こいつ絶対に悪いやつでしょ!と確信してしまう。すっかり色がついちゃったなぁ。ってか、労災隠しの話は結局うやむやで終わりかよ・・・??? 見ている誰もが「鶴見辰吾=悪い奴」って分かるから、説明不要ってか?(んな、アホな)
それに、いくら未成年とはいえ、ウンコな高校生たちは無罪放免かよ?! それはないでしょう・・・? 最低でも民事訴訟で損害賠償何億の世界だぞ! 全編通じて妙に説教臭いくせに、そこんとこウヤムヤにしちゃダメでしょ!
田中麗奈演じる看護師、マジウザい。こんな超おせっかいで余計なお世話で出しゃばりな看護師がいたら、殺意がわく。テレビドラマのファンへのサービスだか何だか知らないが、田中麗奈の登場場面全部切っても問題なく話はつながるし、映画には田中麗奈も山崎努も出てこなくていいから2時間に収めてくれ。
鑑賞日:2018年11月29日
製作:2011年・日本