監督:高橋正弥
出演:生田斗真
磯村勇斗
山崎七海
門脇麦
途中まで、水道代滞納者とはいえ人が住んでいる家の水道を止めるなんて大変な仕事だなぁ、と思いながら見ていたが、姉妹の母親が帰ってこなくなった辺りからだんだんイライラしてくる。
何を言っても無駄な「馬鹿母」には腹も立たないが(こういう母親はとっとと逮捕されて子どもが産めない年齢になるまでシャバに出てこないでください。じゃないと、野良猫みたいに不幸な子どもを産みまくる。男女問わず、虐待親には「去勢」という刑罰があってしかるべきだと心底思う)、主人公もその相棒も、アイスなんか一緒に食べてないでとっとと児童相談所に通報しろよ! 市で働いているなら、そういう福祉関係の部署のことも知ってるでしょ?
近所のおばさんも、本人達の意思なんか聞かなくていいからとっとと通報しろ!
いっそ万引きで警察呼ばれたほうが事態が明るみに出ていいぐらいだろうに、店に代金払おうとしたり本人にお金渡そうとしたり、主人公どんだけ馬鹿なの?!
挙げ句に「ショボいテロ」を起こして水をまき散らすなんて、映像としては映えるのかもしれないけど現実的に何の救いにもならない。主人公がただの「愚か者」に見えるだけ。
あとプールに服のまま飛び込むのはまだ許せるが、自然な行動として、普通、サンダルぐらい脱ぐだろ?! 監督の見識を疑う。
明確なファンタジーならともかく、そういうわけでもないのに「非現実的」な展開とか、「非常識」な主人公とか、見てて本当に不愉快。
鑑賞日:2024年9月24日
製作:2022年・日本