監督:CHAD STAHELSKI
DAVID LEITCH
出演:KEANU REEVES
MICHAEL NYQVIST
WILLEM DAFOE
ALFIE ALLEN
完全に劇画の世界、舞台はニューヨークによく似た異次元ワールドか。通過は金貨だし、殺し屋さま御用達のホテルもあるし、死体の処理も電話一本でOK。キアヌの、格好いいけど決して強そうではない漫画チックな風貌も相まって、このB級感がとっても素敵。
リアリティはゼロだし、ストーリーもほとんどないし、「イコライザー」のような深みなんかも微塵すらない潔さが心地よい。
そもそもそんな凄腕だったら、最初から襲われるなよ、奪われるなよ、ってな話なんだけど、そこはご愛敬。凄腕のくせに隙だらけで、カーテン開けて寝てたりもするし、危ないのになんだか笑えてしまう場面が多々。
ラスボスも、ロートル相手に素手って、楽過ぎでしょ。コメディかよ(いやぁ、楽しくて好きです♪)。
それにしてもキアヌ、久しぶりに見たけど若いというか変わっていないというか、この映画撮影の時点ですでにアラフィフだと思うが格好いいなぁ。郷ひろみみたいな不自然な若作り感もなくて、感動的ですらある。続編も見ちゃおう♪
鑑賞日:2019年4月21日
製作:2014年・アメリカ/カナダ/中国